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CY「…本っ当に良かった！！Aおめでとう！！！」
「………、」
CY「ふふっ、泣きそうでしょ？(笑)」
「…チャニョルにおめでとうって言われると、特に。」
CY「俺もだよ。泣きそうだよ、こんな風に…沢山の人に祝福されて期待されて、一人でステージに立とうとしてるAを見ると。…本当に良かった…」
“よく頑張ってここまで来たな、A”
そんな風に優しく囁いて、また私をぎゅっと抱きしめる。
…苦しいけど、それでいいや。
私も思いきりチャニョルに抱きついた。
そうだよ。チャニョルの言う通りだ。
10年前の私へ。
EXOでデビューに失敗して、何もかも失ったと思っていた私へ。
…私、今こんなにも成長して、また新しいステージに行こうとしてるよ。
SE「ヤーA、俺が来たのに歓迎は無しかよ」
「え？…セフナ！？え、ジョンイニもいたの！？」
KI「さっきから居たよ！(笑)」
SE「気付けよ(笑)」
「ミアナダ」
チャニョルの胸を離れて振り向くと、そこには大きな花束を抱えたセフンが立っていた。その隣にはジョンインも。
…いや、めちゃくちゃ絵になりすぎてて眩しい。
チェックジャケットでかっちり決めてきたセフンは、大人っぽい容姿とは裏腹に、呆れたように微笑んで私を見つめている。いつも通りの、少しだけ照れ隠ししたような笑顔で。
そして私に、真っ白な花束を差し出した。
SE「はい、A。ソロデビューおめでとう」
「セフナ…」
SE「…観覧席で、しっかり見てるから。Aが好きなようにかましてこいよ。お前は好きにやってる時が一番輝いてるよ」
「…ありがとう。…ほんとありがとう、見に来てくれて。セフニが見に来てくれたってことに大きな意味がある気がする」
SE「…」
ほんの2年だけど、沢山の苦楽を共にしてきたかつての仲間。
セフンはすましたふりして、…本当は感動して瞳が揺れてること、私は気付いてるんだから。
私がくすりと微笑むと、セフンも頷く。
そして何も言わずに私の頭に手を置き、「頑張れよ」と小さく声をかけた。
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れいら(プロフ) - akkoroさん» ご感想ありがとうございます！本当にいつかウィンウィンも居るイリチルがもう一度見たいですね泣 いえいえ、こちらこそこの小説をお読みくださってありがとうございました💖またいつか素敵なお話を提供出来るよう頑張ります😊💚 (2021年11月23日 21時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
akkoro(プロフ) - ウィンウィンのいるイリチルの姿に泣きながら読みました。今はまだ実現しないけどいつかメンバー全員が揃ってのパフォーマンスを見たいと願っていますが先に描いたくれてありがとうございました！言葉にすること、願う事、これ大事！と思いました。ありがとうございます (2021年11月23日 12時) (レス) @page50 id: 79727b217b (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - SFさん» SFさん、これまでも沢山の応援本当にありがとうございました！SFさんらしき方からのご感想、しかと受け取りました…!!（何せフォームが匿名なもので笑） 本当に沢山感想を頂けてモチベーションになっていました^^ お付き合い頂きありがとうございました！！ (2021年11月23日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - れなさん» 返信遅れました🙇🏻♀️テオヌナロス…とっても嬉しい言葉をありがとうございます！😂❤️またいつかカムバするかもしれないので、お楽しみにして頂けたら嬉しいです！ (2021年11月23日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - お話の最後、終わり方まで美しかったです。（Googleフォームに激長の愛を回答したのにこの一文を入れ忘れました。）とりあえず薔薇の件は人生辛くなる度に読み返すことにします！！！ (2021年11月21日 2時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年11月11日 22時
