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JN side
JN「あっ……てことはさ、ジェミナ」
JM「ん？」
JN「お前、あれ見たの？Aヌナが“絶対誰にも見せられない場所にある”って言ってた、薔薇のタトゥーだったっけ」
JM「いや、それが……はぁ、ダメだ…思い出しただけで… ……あ"〜… …………Sexy」
JN「マジで！？そんなに凄い場所にあんの！？」
JM「そんなに凄い場所にあったはあったけど、絶対ジェノには教えてやんないから！！ナナだけが知ってればいいんだもん！！！」
JN「えー！！俺お前の恋愛相談これまでめちゃくちゃ乗ってきてやったじゃん！！」
JM「ダメ！！あれは絶対ダメ！！！俺だけが独り占めしてる薔薇であってほしいから！」
JN「ヤー！ケチだな〜！(笑)」
…そんなに凄いのかよ。
Aヌナ、やっぱりさすがだ。(笑)
彼女は本当に掴めないっていうか、普段あれだけあっけらかんとしてる明るいお姉さんなのに、頼り甲斐があってイケメンとすら思う一面もあるのに、
それでいて妙に色気が半端ないところがあるし、秘密の顔も沢山持ってると思う。
女の美しさと魅力は“秘密”から生まれるものだよって、酔っ払って俺に言ってきた時のあの表情ほど説得力のあるものは無かった。…めちゃくちゃドキドキしたもん。
……いいなぁジェミナ。
Aヌナってマジでいい女だ。
JN「ちなみにその薔薇、どんなデザイン？何色？」
JM「デザインは…結構小さめだったかな。華奢でエレガントな感じのタッチ。色は、赤だった」
JN「赤い薔薇か〜。なんか意味あるのかな」
JM「…ふふっ、これは教えてあげても…いいかな」
JN「え？」
JM「Aちゃんが、俺に耳打ちで教えてくれたんだ。赤い薔薇の花言葉は、本当に好きになった人にだけ自分の口から伝えたかったって」
JN「…本当に好きになった人、か。ジェミナ、お前マジで…なんか凄いな、Aヌナに好かれてるって。」
JM「…ほんとだよね。奇跡みたいだ」
ジェミンが微笑む。
その表情の、暖かさ。
長年一緒に居る俺でさえ見たことの無いような、愛情に満ち溢れた笑顔。
ジェミンはそっと目を伏せて、呟いた。
JM「赤い薔薇の花言葉は、」
JM「“あなたを愛しています”」
JM「……だって。」
JN「…ヤバいな。」
JM「ヤバいわ。」
…そんなこと言われたら男は誰でも止まれるわけがないよ。(笑)
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れいら(プロフ) - akkoroさん» ご感想ありがとうございます！本当にいつかウィンウィンも居るイリチルがもう一度見たいですね泣 いえいえ、こちらこそこの小説をお読みくださってありがとうございました💖またいつか素敵なお話を提供出来るよう頑張ります😊💚 (2021年11月23日 21時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
akkoro(プロフ) - ウィンウィンのいるイリチルの姿に泣きながら読みました。今はまだ実現しないけどいつかメンバー全員が揃ってのパフォーマンスを見たいと願っていますが先に描いたくれてありがとうございました！言葉にすること、願う事、これ大事！と思いました。ありがとうございます (2021年11月23日 12時) (レス) @page50 id: 79727b217b (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - SFさん» SFさん、これまでも沢山の応援本当にありがとうございました！SFさんらしき方からのご感想、しかと受け取りました…!!（何せフォームが匿名なもので笑） 本当に沢山感想を頂けてモチベーションになっていました^^ お付き合い頂きありがとうございました！！ (2021年11月23日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - れなさん» 返信遅れました🙇🏻♀️テオヌナロス…とっても嬉しい言葉をありがとうございます！😂❤️またいつかカムバするかもしれないので、お楽しみにして頂けたら嬉しいです！ (2021年11月23日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - お話の最後、終わり方まで美しかったです。（Googleフォームに激長の愛を回答したのにこの一文を入れ忘れました。）とりあえず薔薇の件は人生辛くなる度に読み返すことにします！！！ (2021年11月21日 2時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年11月11日 22時
