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…こんな風に素直に甘えられるようになったなんて、今でも不思議だ。
だけど彼の底知れない包容力を感じる時、こんな男性に愛される私はどれだけ幸せ者なんだろうって、胸いっぱいに感じる。
彼と付き合い始めてからというものの、自分の中でかけていた最後のストッパーが外れたように、ジェミンにありのままの私を見せている気がするんだ。
みんなと居る時よりは物静かで、実は結構甘えん坊で、ジェミンを優しい愛情で包んであげたいって、そんなことしか考えていない私。
他の誰も、知らない私。
ジェミンだけが知ってる私。
…彼には私がどう、映ってるんだろう。
JM「はー、寒かった！」
「ホットミルクティーでも飲む？」
JM「…ホットコーヒー、ショット8杯追加は？」
「夜だからダメ。(笑)」
夜風に当たると酔いもすっかり醒めた。
宿舎に帰ってきて、ジェミンがまるで自分の部屋みたくソファーに倒れ込む。私はその様子を笑いながら見守りつつ、キッチンでミルクティーを二つ作った。
…お揃いにしよって、この前ジェミンが買ってきたマグカップ。意外とロマンチストなところもあるんだなって、彼がにこにこ笑いながらこれを持ってきた時に新しい一面を知れた。
ジェミンの隣に腰を下ろすと、彼は起き上がって何やら私を見つめている。
「…なんか私の顔に付いてる？」
JM「ううん。ねえ、Aちゃん」
「うん？」
JM「…俺も幸せだよ。Aちゃんと一緒に居られて」
…きゅん、って
素直に高鳴る胸の音が、ジェミンに聞こえていたらどうしよう。
その穏やかな微笑みに、耐えきれず頬は熱くなって、思わず目を逸らしてしまう。
ジェミンはふふっと笑って、私の耳をいじったり、頬を撫でたり。頭を撫でて、顔を覗き込んでくる。
JM「照れてるでしょ、Aちゃん(笑)」
「…いちいちそんなこと言わないでください。」
JM「かわいい〜〜〜♡♡♡」
「恥ずかしい…」
JM「ふふふっ、Aちゃん、顔上げて？」
「え？…っ……」
ジェミンが私の後頭部に優しく手を当てる。
顔を上げれば、不意打ちのキス。
…私がそっと目を閉じると、ジェミンはそのまま私の背中を抱き寄せて、彼の腕の中に私を包み込んだ。
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れいら(プロフ) - akkoroさん» ご感想ありがとうございます！本当にいつかウィンウィンも居るイリチルがもう一度見たいですね泣 いえいえ、こちらこそこの小説をお読みくださってありがとうございました💖またいつか素敵なお話を提供出来るよう頑張ります😊💚 (2021年11月23日 21時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
akkoro(プロフ) - ウィンウィンのいるイリチルの姿に泣きながら読みました。今はまだ実現しないけどいつかメンバー全員が揃ってのパフォーマンスを見たいと願っていますが先に描いたくれてありがとうございました！言葉にすること、願う事、これ大事！と思いました。ありがとうございます (2021年11月23日 12時) (レス) @page50 id: 79727b217b (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - SFさん» SFさん、これまでも沢山の応援本当にありがとうございました！SFさんらしき方からのご感想、しかと受け取りました…!!（何せフォームが匿名なもので笑） 本当に沢山感想を頂けてモチベーションになっていました^^ お付き合い頂きありがとうございました！！ (2021年11月23日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - れなさん» 返信遅れました🙇🏻♀️テオヌナロス…とっても嬉しい言葉をありがとうございます！😂❤️またいつかカムバするかもしれないので、お楽しみにして頂けたら嬉しいです！ (2021年11月23日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - お話の最後、終わり方まで美しかったです。（Googleフォームに激長の愛を回答したのにこの一文を入れ忘れました。）とりあえず薔薇の件は人生辛くなる度に読み返すことにします！！！ (2021年11月21日 2時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年11月11日 22時
