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「…あとどれくらいで着くの？」
JM『今テレビ局出た。あと20分くらいかな』
「おっけ、ならいいよん」
JM『んふふ、今掃除機かけてるでしょ(笑)』
「毎度毎度夜中に突撃してくるのなんなの？(笑)」
JM『…疲れた時は、ヌナに会いたくてたまらなくなるから』
「…」
ぽつりと、独り言のように呟いたジェミンの声。
なんだか本当に彼は疲れているようで、
…そうか、今日はドリムのカムバックショーケースの収録だった。
明日からもHot Sauceの活動で、めちゃくちゃ忙しくなるはずなのに。それでも会いたいなんてよっぽどじゃない。
JM『いっつもごめんね。…ワガママ言える年齢は、とっくに超えたはずなのに』
「…何言ってんの。ジェミンなんていつまで経っても私が面倒見るって言ったじゃん、ワガママ放題してくれていいんだよ(笑)」
JM『……俺、Aヌナだけには甘えちゃうね。いつも…』
そんなこと言ったって、
本当に子供… 10代前半からずっと、大人とカメラに囲まれて、文句もワガママも甘えも言えないまま、プロとして仕事し続けてきたジェミン。
もし、そんなプロ意識の塊の彼が、少しでも本音を吐き出せる場所がドリム以外にもあるなら… それがいいに決まってる。
私は電話越しでもジェミンに安心してほしかった。
微笑みながら、ジェミンのへとへとな横顔を思い浮かべる。
「ジェミナ、何か食べたいものはある？私、作っておくから」
JM『うう〜ん… …Aヌナかな』
「家から閉め出すぞお覚悟はよろしくて？？？？ん？？？？答えてごらん？？？？？？？？」
JM『あははっ、冗談だって(笑)』
…あ、やっと笑ってくれた。
結局私が安心しちゃってるじゃない。
ジェミンも車の中から見てるかな。
大きな窓の向こうの夜空を見上げる。
今晩は綺麗な満月が、優しく街を包み込んでいた。
JM『何もいらない、ただ…ヌナがそばにいてくれたら、俺はそれでいい』
「…分かったよ。待ってるね、暖かくしておいで」
JM『ありがとう。また、あとで。』
何もいらないと言ったって、きっとお茶くらいは飲むでしょ。
ジェミンのコーヒーみたいに、お茶には割とこだわりがある方なんだ。疲れた時に効くもの、単に味と香りがいいもの、何がジェミンの口に合うだろうか。
自然と鼻歌を歌いながら、ティーバッグを並べる。
……って、まだ掃除してなかった！！！
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れいら(プロフ) - starryskyoct6yさん» そうなんです、、2人なんです、、！！（） ご正解おめでとうございます!! (2021年5月15日 13時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - ranmaさん» 正解おめでとうございます!!私も中華ライン大好きでした（ ; ; ）これからの展開にご期待ください!!♪ (2021年5月15日 13時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
starryskyoct6y(プロフ) - ビックリです！わぁ！でもやはり2人…(*´ｖ｀) (2021年5月15日 8時) (レス) id: a04a152ead (このIDを非表示/違反報告)
ranma(プロフ) - 誕生花〜！！私中華のオタクやってたので調べたらドックンドックンしました！笑 これからも楽しみにしています♪ (2021年5月15日 1時) (レス) id: 4e76324238 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - chamiwaさん» えええ！！そうなんですか！？ということは少し前にお誕生日でしたよね、おめでとうございます!!(^^) 応援ありがとうございます、更新がんばります!!! (2021年5月15日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年5月7日 21時
