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JM「Aヌナ。俺は、あなたが好きだよ」
ジェミンが、触れた場所がとろとろに溶けてしまいそうなくらい、甘い微笑みと声でそんなことを言った。
私をぎゅっと抱きしめるたびに、ジェミンの優しさが胸に迫るみたい。
…いつからかなんて、分からない。
私にとって、彼は可愛い弟だった。
みんなみんなそうだった。最初は、あんなに小さくて、そこら中走り回ってはスタッフさんに怒られて、だけどアイドルとして成長して、男性としてもどんどん成長して…
それでも、弟だった。
それ以外、考えられなかった。
…考えたくなかった。
怖かったから。何が、とは言えないけれど。
それなのに、いつからだろう。
ジェミンに触れられるたび、彼のあたたかな真心を感じるたびに、咄嗟にフラッシュバックしかけるんだ。あの頃のこと。
何年経っても、まだ胸が苦しくなるだなんて、私は私が思うよりずっと心に傷を負っているようだった。
でもそれって、
……ジェミンが、私と対等な目線で立つようになったっていう、
意識せざるを得ない対象にまで、男性として成長しかけてる っていう、何よりの証拠。
本当は分かってる。
ジェミンが、どんな風に私を想っているかなんてことくらいは。
だけどそんな彼に狼狽えてしまっている私の様子を、心の戸惑いを、ジェミンの前で見せるわけにもいかない。
だから私はまた、なんともない笑顔を作って
いつも通りジェミンを見上げようとする。
だけど、ジェミンはどこか心配そうな瞳で、私を見つめていた。
その視線がまた、胸に突き刺さる。
…どうしていいか、わからなくなる。
「っ…… …ごめんジェミナ、私… あははっ、本気で照れちゃったみたい！もー、ジェミンが最近どんどんかっこよくなってくからだよ！そんなこと言われちゃったら、」
JM「…ふふ、冗談だって。そんなに深刻に受け止めないで」
「え…？」
JM「大丈夫。俺はあなたを困らせないよ」
ジェミンは、すぐにいつもの調子に戻って微笑むと、ソファーに我が物顔で寝そべった。
…違う、その純心を否定したいわけじゃない。
それでも、ジェミンの言葉にどうすることも出来なくなってしまった私。
何も言えなくて、ただ自分の指先だけを眺めていると、隣からジェミンの笑う声が聞こえてきた。
思わず彼に視線を向ければ、
とても綺麗な、優しい笑顔。
…またひとつ、胸が高鳴るから、困るんだ。
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れいら(プロフ) - starryskyoct6yさん» そうなんです、、2人なんです、、！！（） ご正解おめでとうございます!! (2021年5月15日 13時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - ranmaさん» 正解おめでとうございます!!私も中華ライン大好きでした（ ; ; ）これからの展開にご期待ください!!♪ (2021年5月15日 13時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
starryskyoct6y(プロフ) - ビックリです！わぁ！でもやはり2人…(*´ｖ｀) (2021年5月15日 8時) (レス) id: a04a152ead (このIDを非表示/違反報告)
ranma(プロフ) - 誕生花〜！！私中華のオタクやってたので調べたらドックンドックンしました！笑 これからも楽しみにしています♪ (2021年5月15日 1時) (レス) id: 4e76324238 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - chamiwaさん» えええ！！そうなんですか！？ということは少し前にお誕生日でしたよね、おめでとうございます!!(^^) 応援ありがとうございます、更新がんばります!!! (2021年5月15日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年5月7日 21時
