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TY side
「それじゃあね。送ってくれてありがとう。ゆっくり休むんだよ？」
TY「ヌナこそ。練習してくれて、話も聞いてくれて、本当に本当にありがとう。…あのさ、Aヌナ」
「うん？」
TY「…俺、本当に頑張る。ヌナに今日指摘されたところ、絶対次の練習まで直してくるから。自分で振り付けも考えてみるし、色々なダンサーの動画も見てみる」
「テヨンア…」
TY「いつか、絶対… …Aヌナとデビューできるように。その夢掴むまで、必死に頑張るよ」
「…」
俺の素直な気持ちを伝えると、彼女は押し黙ってしまった。
…いきなり熱い、というか重い話をしすぎたかな。
彼女はくるっと俺に背を向ける。
そして、その肩がちょっと震えたような気がした。
…両手で顔を覆ってる？
…泣いてるの…？
TY「えっ… …ヌ、ヌナ…？」
「…ごめん、…も〜、感動させないでよ(笑)」
TY「…」
振り向いたAヌナ。
俺を見上げる大きな瞳は充血して、ダイヤモンドのような小さな涙が一粒だけ、彼女の頬を伝った。
そして俺のことを抱き寄せる。
…初めて知った、ヌナの温もり。
とても暖かくて、ほっとして、優しさと愛情に満ちている。
「…私が練習付き合ったり、教えてきた人の中で、そんな風に頑張るって言ってくれた練習生、テヨンイが初めて…」
TY「…え…？」
「……ありがとう。私もテヨンイの思いに応えられるように、テヨンイより頑張っちゃうもんね(笑)」
TY「…じゃあ俺は、もっともっと頑張るし」
「じゃあ私はもっともっともっと頑張るし」
TY「ふふっ、…じゃあ、二人で沢山頑張ろう。俺、ヌナに食らい付いてく」
「うん。私を信じて。私もテヨンイを信じるからね」
俺の背中をギュッと抱いて、肩を叩いたAヌナ。
その眼差しには希望だけが輝いてる気がした。
…このひとに、ついていきたい。
そしていつか、隣に並びたい。
冬の朝だってのに暑すぎる会話をして、だんだんおかしくなってきて、最後は笑いながらもう一度だけ抱きしめ合った。
Aヌナの笑顔は、やっぱり眩しくて、可愛かった。
こんな俺がダンスの月末評価で1位を獲ったのは、半年後のお話。
そして、
憧れのAヌナと真ん中に立って、本当にユウタとジャニと同じグループでデビューしたのは、3年後のお話。
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れいら(プロフ) - りさこさん» 動き出しました…！！果たして20までにクライマックスに辿り着けるか怪しいところではありますが😂最後までドキドキしながら見て頂けるよう頑張りたいと思います！コメントありがとうございます！！ (2021年9月30日 19時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
りさこ(プロフ) - 少しずつ動き出しましたね…！これからクライマックスがどうなっていくか楽しみです！最後はみんなが笑っていますように！！テオちゃんが脱退する未来なんて見たくないです😭 (2021年9月29日 1時) (レス) id: ee497d0949 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - ひかるんさん» 本当でした！😱ご指摘ありがとうございます！🙇🏻♀️ (2021年9月25日 2時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかるん(プロフ) - ソンチャンとショウタロウの絵文字逆になってますよ〜 (2021年9月25日 2時) (レス) id: b91485c027 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - りさこさん» コメントありがとうございます！本当は実際にいるメンバー分だけにしようと思ってたんですけど、我慢できず入れちゃいました😂そんな風に仰って頂けて作者としてはとても嬉しいです…！これからもイジられていく予定なので宜しくお願いします！笑 (2021年9月23日 3時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年9月23日 1時
