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JS side
「…ありがと、チソンア。ふふっ、ごめんね、なんか心配させちゃって。私どこにも行かないよ、大丈夫だよ」
JS「…本当ですか？」
「うん。チソンイがそんな風に言ってくれて嬉しいよ。…そうだよね、私いつでも、チソンイたちのヌナだもんね。…ありがとう、私をそんな風に受け入れてくれて…」
JS「…」
僕を見上げるAヌナの瞳。
あまりにも綺麗で、まるで潤んでいるようにすら見えたんだ。
慣れてないくせに思わず髪を撫でると、ヌナも驚いた表情をする。
…そして、くしゃっと笑うんだ。
僕の大好きな、優しくて、明るくて
少しだけ儚い、そんな笑顔で。
「…本当に大きくなったんだね、チソンア。これからもっと、よろしくね」
JS「…もちろん。ずっとずっとAヌナのそばに居るから、だから…どこにも行かないでください」
「行かないよ。ちぃたちと一緒にいるよ、今までどんなときもそうだったみたく。…さ、遅くなっちゃうから帰ろう！」
僕の手をぎゅっと握り、気丈に微笑んで歩き出す。
なんでこんなに、ヌナが消えちゃいそうに見えるんだろうか。
夕陽が照らして影を作り出す、その後ろ姿。
そしてすぐ後ろを歩く、僕の影。
絶対、こんな風に、ずっと一緒にいてやるんだ。
たとえヌナが嫌がっても、それでも一緒にいたい。
Aヌナはきっと、僕が考えてるより僕にとって大切な人で、本当のお姉さんみたいで…
…家族も同然、なんだ。
だって小学生の時から、ずっと一緒にいるんだから。
だから、僕たちの手がしわしわになるまで、一緒にいる。
その笑顔、ずっとそばで見ていたい。
JS「…Aヌナ」
オレンジの光の中で、その名前を呼ぶ。
立ち止まったときにふらついた足元、
僕はそのまま腕の中に彼女を迎えて、ぎゅっと抱きしめた。
ほんの少しスパイシーな香りも、柔らかい髪も、華奢な肩も
全部、全部…
JS「…大好きです、Aヌナ…」
「……ふふっ、もうどうしたの〜(笑)」
JS「だって…なんか言いたくなって…」
「ねえねえ、ちぃ」
JS「はい？」
「私も大好きだよ！」
Aヌナは目を細めて、僕のほっぺをむにっと摘まむ。
そのままわしゃわしゃっと僕の頭を撫でるんだ。
…そう、そんな風に
ずっと笑って、触れられる距離にいてほしい、なんて
そんなことを穏やかに感じる頃には、またさざ波は静かに僕らへ打ち寄せていた。
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れいら(プロフ) - りさこさん» 動き出しました…！！果たして20までにクライマックスに辿り着けるか怪しいところではありますが😂最後までドキドキしながら見て頂けるよう頑張りたいと思います！コメントありがとうございます！！ (2021年9月30日 19時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
りさこ(プロフ) - 少しずつ動き出しましたね…！これからクライマックスがどうなっていくか楽しみです！最後はみんなが笑っていますように！！テオちゃんが脱退する未来なんて見たくないです😭 (2021年9月29日 1時) (レス) id: ee497d0949 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - ひかるんさん» 本当でした！😱ご指摘ありがとうございます！🙇🏻♀️ (2021年9月25日 2時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかるん(プロフ) - ソンチャンとショウタロウの絵文字逆になってますよ〜 (2021年9月25日 2時) (レス) id: b91485c027 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - りさこさん» コメントありがとうございます！本当は実際にいるメンバー分だけにしようと思ってたんですけど、我慢できず入れちゃいました😂そんな風に仰って頂けて作者としてはとても嬉しいです…！これからもイジられていく予定なので宜しくお願いします！笑 (2021年9月23日 3時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年9月23日 1時
