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マークの腰はデリケートだから、無駄な施術はせず軽くほぐす程度で。張っている肩、腰を重点的にマッサージしていく。
マークが唸ったり声を出しながらも、不意に見せる気持ちよさげな表情にほっとする。
「本当、偉いよね。ただでさえ一回のカムバック活動で体力取られるのに、デビューしてから常にカムバックして、文句言わずに毎回成功させて…。マークとドンヒョギには頭が上がらないよ」
MK「ははっ… 活動が楽しくてやってるからいいんだ。体もなんとか保ててるし」
「…弱音も、吐かないし。ねえマクヤ、体も心も壊してからじゃ遅いんだよ。もっと私たちに、自分のこと言っていいんだからね。本音でも弱音でもわがままでも、なんでも」
MK「…」
「そのために私たち、一緒にいるんじゃない」
マークの腕を持ち、肩をゆっくり回す。
私の言葉にマークは口をつぐみ、…やがてそっと微笑んだ。
誰よりプロ意識が高くて、真面目で努力家で、期待に100%以上の成果で返す。そんな彼が背負うものの重さって、計り知れない。
でも、だからこそ、いつでも手を差し伸べられる距離にいたいなって。最年長の果たす仕事って、そういうことだと思う。
反対の肩も回して、首の付け根をマッサージして、
マークはしばらく黙ったままだったけれど、むしろその沈黙が心地よかった。
MK「…ねえ、Aヌナ」
「うん？」
MK「Aヌナって俺が本当に辛い時、いつも一番に声かけてくれる」
「…」
MK「なんで分かるの？…ふふっ、ほんとに不思議だよ。…Hot Sauceの時、腰がずっと痛くて、俺イリチルのヒョンたちにはずっと隠してたのにそれに一番早く気付いたの、ヌナだったじゃん」
「隠すことじゃないんだってば…」
MK「今は反省してるよ。それに、Stickerの準備してる時も、体調が悪いのに気付いてくれたのはヌナだったでしょ。どうしていっつも…分かってくれるの？」
「そんなの私よりマークのことがずっと大事に決まってるからだよ」
MK「…ヌナ」
くまなく全身を揉みほぐし、マークを仰向けにさせる。
すぐ起き上がるかと思ったのに、マークはベッドに体を預けたまま、穏やかに微笑んで私を見上げていた。
MK「あーもう、なんて言っていいか分からない…(笑)」
「何がよ(笑)」
顔に手を当てて笑う。
そのどこか照れたような仕草に、私はわざと彼の髪を少し雑に撫でた。
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れいら(プロフ) - りさこさん» 動き出しました…！！果たして20までにクライマックスに辿り着けるか怪しいところではありますが😂最後までドキドキしながら見て頂けるよう頑張りたいと思います！コメントありがとうございます！！ (2021年9月30日 19時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
りさこ(プロフ) - 少しずつ動き出しましたね…！これからクライマックスがどうなっていくか楽しみです！最後はみんなが笑っていますように！！テオちゃんが脱退する未来なんて見たくないです😭 (2021年9月29日 1時) (レス) id: ee497d0949 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - ひかるんさん» 本当でした！😱ご指摘ありがとうございます！🙇🏻♀️ (2021年9月25日 2時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかるん(プロフ) - ソンチャンとショウタロウの絵文字逆になってますよ〜 (2021年9月25日 2時) (レス) id: b91485c027 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - りさこさん» コメントありがとうございます！本当は実際にいるメンバー分だけにしようと思ってたんですけど、我慢できず入れちゃいました😂そんな風に仰って頂けて作者としてはとても嬉しいです…！これからもイジられていく予定なので宜しくお願いします！笑 (2021年9月23日 3時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年9月23日 1時
