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YT side
部屋の照明を落とすと、俺はテーブルの上にキャンドルを置いて火をつけた。
柔らかなオレンジ色の光が、優しくAを包み込む。
「悠太…」
YT「…これ、好きって言ってたやん。ちょっとはリラックス出来るかなって」
「…ありがとう…」
振り向けば、俺に優しい眼差しを注ぐA。
その美しくもなんだか儚い姿に、胸が切なくなる。
俺は思わず、
ソファーに座るAの細い腰を抱き寄せて
ぎゅっと、その体を抱きしめた。
…まるで子供を宥めるような声色で、Aは微笑む。
「もう、どうしたの…(笑)」
YT「…なんでもないよ。別に」
俺は顔を上げ、俺を見つめるAの頬にチュッとキスをする。
完全に油断していたAは、驚きのあまり体を硬直させた。…あー、ほんまかわいい。(笑)
「…あんた、さてはこれが目的だったな？(笑)」
YT「そんな汚い男ちゃうわ！(笑) 思わずしたくなったの。Aが可愛いから悪い」
「はあ、完全に今私口説かれてる(笑)」
YT「口説いてへんし。本心やし」
「はいはいはい。…もう、早く寝て(笑)」
YT「ふふっ、はーい。A先輩」
「あんたあの頃はあんな可愛かったのにね…はは…」
YT「今は色っぽくて格好良くて見惚れるってか」
「誰もそんなこと言ってない！！(笑)」
YT「素直になれよ〜(笑)」
Aの頭をわしわし撫で、
俺はおまけにもう片方の頬にキスをした。
俺に軽い腹パンをかましてきたAは、もうすっかりいつも通りの無邪気な笑顔。…良かった、調子戻ったかな。
今度こそ本当におやすみを告げ、俺は自分の部屋に戻る。
…どんな悩みなのか知らんけど、
どんな時も俺が、俺たちがそばで支え続ける。
これから先何があっても、絶対にAは、Aだけは助けたい。
俺らみんなそんな思いだ。
自分のベッドに入っても、完全に不安要素が抜けたわけではないけれど
Aの穏やかな笑顔を見れただけでも、今日は良かったか。
…それにしても、あのパーカーから漂った香りは一体誰のものだったのか。
まさかジェミニのものちゃうやろな、とか思いつつも
今度は絶対俺のパーカー貸してやろうと決意した。
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れいら(プロフ) - hanaさん» ジェミンのターンヤッカン早めに終わってしまいました…（） ただジェミンくん関連のリクエスト沢山頂いたのでまだまだお楽しみ頂けると思います!! もちろんパーカーは私もあのパーカーを思い浮かべて書きました(*´-`) (2021年9月2日 15時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - わああああああ！これはジェミン編なんですか！？そうなんですか！？もうミント色とかあのパーカーしか浮かびませんが笑笑ジェミナ！ファイティン！ (2021年9月2日 0時) (レス) id: a8c9f227dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年9月1日 16時
