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RJ side
RJ「…ああ、おかえり」
JM「ん？…あ、ロンジュニか。ただいま」
RJ「結構長い間話して…って、お前パーカーは？」
Aヌナが忘れ物をしてるから、と彼女を追いかけたきりなかなか戻ってこなかったジェミナ。
30分以上経ってようやく戻ってきたけれど、宿舎を出た時に着ていたミントグリーンのパーカーではなく白のTシャツ1枚だけを着ていた。
ジェミニは冷蔵庫からペットボトルを取り出しながら、なんともない風に答える。
JM「Aちゃんに貸してきた。寒そうだったから」
RJ「…そう、なんだ」
JM「でもあれ俺のお気に入りだからねぇ。あのまま借りパクされたらどうしようかな(笑)」
別にAちゃんだからいいんだけどね、とジェミニは微笑んで水を飲む。
その横顔がやけに…いつものジェミニとは違うように見えた。
RJ「あのさ。ちょっと前から気になってたんだけど」
JM「ん？」
RJ「お前いつからAヌナのことちゃん付けで呼ぶようになったの？」
JM「いつからって…前から呼んでたけど」
RJ「それはそうだけど。前はふざけた時とかお前が変なテンションの時にしか呼んでなかったじゃん。だけど最近はずっとAちゃんって呼んでる」
JM「おお、ロンジュナ…俺のことよく見てくれてるんだね♪」
RJ「ヤー、ふざけてるんじゃないんだよこれは！」
JM「あははっ、分かってる分かってる。…Aちゃんが、そっちの方がいいって言ってくれたから」
RJ「え？…そうなの？」
うん、と涼しい顔で頷くジェミニに
何故か俺の胸はモヤモヤした。
いつの間にかこの二人は前より親しく、だけどみんなが居る前では妙に…主にAヌナの方から、ぎこちなく接するようになった気がする。
そんな二人の関係に何か変化があったような感じがして、俺は落ち着かないんだ。
ジェミニはそんな複雑な俺の心境を察してるのかそうじゃないのか、いつもの穏やかな笑みを浮かべて自分の部屋に去っていく。
俺はソファーに座ったまま、しばらく物思いにふけっていた。
どうしてこんなに、…不快とまでは行かないけれど、複雑な感情なんだろう。
本当は俺が宿舎まで送りたかった。
何かと目が離せない、…離したくないヌナのことだから。
ジェミニが本気なのはもう十分伝わってる。
じゃあ俺は…どうしたいんだろう。
もう傍観者として二人を見守っていられないところまで来ているのは確かだ。
…俺、妬いてるのかな。
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れいら(プロフ) - hanaさん» ジェミンのターンヤッカン早めに終わってしまいました…（） ただジェミンくん関連のリクエスト沢山頂いたのでまだまだお楽しみ頂けると思います!! もちろんパーカーは私もあのパーカーを思い浮かべて書きました(*´-`) (2021年9月2日 15時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - わああああああ！これはジェミン編なんですか！？そうなんですか！？もうミント色とかあのパーカーしか浮かびませんが笑笑ジェミナ！ファイティン！ (2021年9月2日 0時) (レス) id: a8c9f227dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年9月1日 16時
