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TN side
KN「おはよ……おぉ、(笑)」
TN「Wow！…昨日はウマくいったのかな？♡」
最近Aヌナと二人きりになる機会が無い、と嘆きっぱなしだった可愛い弟のために、昨日はテンが帰ってすぐクンに「今夜は絶対部屋から出てくるな！」と言いつけて、朝起きてリビングに来てみたら…こうだ。
ソファーの上で仲良く横になり、ヤンヤンはギューッとハニーを抱きしめながらすやすや眠ってる。
…クンもほんとはテンたちが見てないところでAとイチャイチャしてるクセにね！！テン気付いてるもん！！
KN「こんな場面、テヨンイヒョンや他のサラン団員が見たら発狂するだろうな(笑)」
TN「フフ、二人とも赤ちゃんみたいでカワイイ〜」
KN「そう言うテンは嫉妬しないの？」
TN「テンは嫉妬なんてしないよ？ミンナがハニーのコト好きになっちゃうのは当たり前でしょ、あんなに魅力的なんだから(笑)」
そう。
困らせたり独り占めするのも好きだけど、あくまでもハニーはミンナのものだ。
…頭ではよく分かってるよ。
Aはヤンヤンの腕の中で気持ち良さそうに、今は穏やかな夢の中にいるのかな。
だけど、ふとヤンヤンを愛おしげに見つめる彼女の眼差しを思い出せば
それは微笑ましい光景のはずなのに、どこか…
ほんの少しだけ胸のどこかが、嫉妬とも羨望とも言えない複雑な感情でちくりと痛む。
…大丈夫、本気で惚れたりなんかしない。
Aはボクの大切なお姉さんで、憧れのスターだ。
そのカリスマ性に魅せられてるだけ。
…愛してるけど、“そういう”愛してるじゃない。
KN「そろそろ家政婦さん来るから、二人起こしておいてね。僕は洗濯してくるよ」
TN「ウン、分かった！」
クンがリビングから去って、静かな朝日の中健やかに寝息を立てる二人とボクだけが残る。
…変だな。
前まではこんな感情、二人に抱くことなんてなかった。
それなのに、どうして。
TN「…ねえ、A」
その色の抜けた髪を撫でる。
ヤンヤンとAは仲のいい姉弟、ただそれだけにしか見えなかったのに。
ヤンヤンの逞しい腕の中で眠る彼女の可憐さを、ありありと感じてしまうんだ。
少しずつ気付いてる。
Aに恋をするミンナが、ただの弟じゃなくなってきてること。
どうしてそれを、俺は複雑に感じるんだろう。
…よく分からないや。
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れいら(プロフ) - SFさん» この展開はジェミンが黙ってないですね、、！！笑 そんなそんな、天才だなんて恐れ多いです汗 ですがこれからも楽しんで頂けるように頑張りますね！暖かい応援ありがとうございます！^^ (2021年8月23日 0時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - 負けるなジェミン、、、と言う謎感情発動してます笑笑笑笑毎回本当に楽しんで読んでおります！そして、繊細な心理描写に毎回脱帽しております、、天才、、、、 (2021年8月22日 2時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - SFさん» コメントありがとうございます！…開いてると思います！！（） こちらこそ暖かい応援をありがとうございます！^^ (2021年8月16日 9時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - ついに、、、来た、、、、パンドラの箱は開くのか、、？？？？という気持ちでワクワク楽しんでおります。いつもお話しありがとうございます！ (2021年8月15日 0時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年8月14日 15時
