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YY side
やっぱり彼女をコントロールするなんて誰にも出来ないみたい。
思わせぶりな態度、真心のこもった言葉、無邪気な笑顔、謎めいた唇。
今日もまた俺から手を握りに行っては、少し勝ち誇ったように笑うから、悔しくてたまらない。
だけどそんな姿に見惚れてたりするのも本当。
俺の頭一つ下、小さな手。
俺の香りが漂う彼女を少しだけ守っているような気分で車道側を歩く俺は、彼女から見たらやっぱりまだガキなのかな。
…だけど、そんな俺を愛して可愛がってくれてるんでしょ？
ほんの少しの確信が、俺をもっと期待させる。
だから主導権は全て彼女が握っているんだ。
宿舎に到着すれば、…約束通りテンヒョンもクンゴも自分の部屋に居るみたいだった。
“二人きりになりたいでしょ？テンがクンに言っといてあげる！”
だから甘い時間を過ごしてね、なんて小悪魔的に笑ったテンヒョンの姿が妙に脳裏に焼き付いては、ソワソワしてる俺の様子がAヌナに伝わっていないか不安になって。そんなことの繰り返しだ、ヌナはとっくにソファーに腰を下ろしてくつろいでいると言うのに。
俺は気を紛らわせるべく、冷蔵庫からチャミスルを取り出した。
YY「Aヌナも飲む？」
「お酒？うーん…明日は練習始まるの遅いから飲んでもいいよね。うん、飲む！」
YY〈いや、練習関係なくヌナはちょっとやそっとじゃ酔わないからいいでしょ(笑)〉
なんだかぴったりくっつくのも恥ずかしくて、少し距離を置いてAヌナのそばに座ると俺はショットグラスにチャミスルを注いだ。軽く乾杯して、俺は一気にそれを飲み干す。
…なんか最近は二人になることも無かったから、妙に緊張する。
「で、話は？」
YY「え？」
「わざわざ二人きりにして誘いだすくらいでしょ。何か悩み事とか、相談したいことがあったんじゃない？」
YY「……いや？」
「え？(笑)」
YY「俺は…」
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れいら(プロフ) - SFさん» この展開はジェミンが黙ってないですね、、！！笑 そんなそんな、天才だなんて恐れ多いです汗 ですがこれからも楽しんで頂けるように頑張りますね！暖かい応援ありがとうございます！^^ (2021年8月23日 0時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - 負けるなジェミン、、、と言う謎感情発動してます笑笑笑笑毎回本当に楽しんで読んでおります！そして、繊細な心理描写に毎回脱帽しております、、天才、、、、 (2021年8月22日 2時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - SFさん» コメントありがとうございます！…開いてると思います！！（） こちらこそ暖かい応援をありがとうございます！^^ (2021年8月16日 9時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - ついに、、、来た、、、、パンドラの箱は開くのか、、？？？？という気持ちでワクワク楽しんでおります。いつもお話しありがとうございます！ (2021年8月15日 0時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年8月14日 15時
