・ ページ22
.
「で、あんたはなんであんな騒音の中でこんな平和にテイルズバタフライしてたのよ」
TI「いやほんとに何も気付かなかったんだって(笑)」
ジェから解放され、逃げ込むように入ったテイリと中本の部屋。テイリはしっかりと両手にダンベルを持ってい… 持っテイル！！
真っ白な朝日がよく似合うおっとりした笑顔が、ジェにあんなことやこんなことをされそうになった後だからか、いつもより安心感を与えてくれた。
「テイリどうする？行く？」
TI「せっかくAが誘ってくれたから行こうかな。5階のみんなは？」
「よしっ！テヨンはSuperMのスケジュールでしょ、あとマクリに聞いたらドンヒョクはドリムで練習があるらしいんだよね。ジャニとスカは聞かなくても分かる絶対に100パー来る」
そっか、すぐ準備できるからもう少しこの部屋でゆっくりしていけば？と、テイリがダンベルを置いて微笑みかけてくれる。
私はテイリのベッドの上に腰を下ろして、ほっと一息ついた。
「あー、なんだかんだやっぱテイリが一番落ち着くなぁ… ジェの後だと身に染みるわ…(笑)」
TI「比較対象がおかしいから(笑) でもなんだかんだこんな風に騒がしいのが好きでしょ、Aは」
「…ふふっ、うん」
TI「寂しがりなのにね、宿舎は別だし。…たまには僕らもそっちに遊びに行くよ」
「ほんと？じゃあご飯作り置きしてってよ！」
TI「もう、Aすぐ甘える(笑)」
「たまにはいいでしょ(笑)」
TI「いっつも甘えん坊だから。…ふふ、でもいつも頑張りすぎだからね。僕の前では楽にしてて」
よし、準備できた！とウエストポーチを掛けて、テイリは微笑む。
この束の間のオアシスから一枚扉を越えれば再びカオスが待ってるのかよと思いながらも、そのカオスすらなんだかんだ愛おしいって。結局そう感じちゃうんだ。
疲れ果てた私の肩をぽんぽん撫でてくれたテイリと共に、リビングに戻る。
既に外出の用意が出来たメンバーたち。ジェは私を見るなりヘラヘラ笑い出したので腹筋にパンチ入れといた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1439人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れいら(プロフ) - まこもさん» えええ本当ですか!? 私もルハン大好きでつい出してしまったんです、、ルハンペン様にお読み頂けてとっても嬉しいです（ ; ; ） どんな感じで出てくるかぜひお楽しみにしていてください！！^_^♪ (2021年5月10日 16時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
まこも(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます。当方ルハンペン兼シズニなのですが、久しぶりに占ツクでルハンの文字を見て感動しました。これからも更新頑張ってください。今後ルハンとの絡みが見れることを楽しみにしています^ ^ (2021年5月9日 0時) (レス) id: fa4c0f7aa6 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - まりなさん» 最高だなんてそんなそんな!!（ ; ; ） ありがとうございます…!!テヨンの可愛いところいっぱい書いちゃいます!!^^笑 (2021年5月4日 20時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - pyonpyon__1996さん» わわわ、ありがとうございます!!これからも楽しんで頂けるようがんばります!!^^ (2021年5月4日 20時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - お話ほとんど面白いのにたまにキュンとくる感じ最高です！！個人的に主人公と絡んでるテヨンの可愛いところがもっと見たいです(^^)続き楽しみにしてます！、 (2021年5月4日 17時) (レス) id: 070a4d6ebd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れいら
| 作成日時：2021年4月30日 18時
