Crossed Destiny (ページ48)

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夢魔
実態は一切不明だがまことしやかにその存在が囁かれ続けているスパイ集団。圧倒的な情報収集力、さらに戦闘力を持つと言われ、黄龍会と協力関係にあるが、実際はA・ウォンの思想に共感し、“127”との強固な協力関係を築いている。また一説にはAの下に結成された組織という噂もあり、黄龍会からも近頃はその動向が疑問視されている。

ロンジュン
コードネームは“23”。小柄な体格を活かした移動や潜入、さらにその明晰な頭脳を活かした作戦の立案などで活躍する。実の親は黄龍会の構成員で、自らも堂々と黄龍会本部を出入りするが、Aの命で様々な諜報活動を行っている。

チョンロ
コードネームは“22”。親は黄龍会の大幹部で裕福な暮らしをしているが、親の思想や組の方向性に以前から疑問を持っており、独立心の強い性格からロンジュンと共に夢魔へ参加した。何事もそつなくこなす工作員としての非凡な才能を持っているほか、Aへの忠誠心が高い。

チソン
コードネームは“25”。韓国大統領の護衛を務める若きエージェントで、テヨンやクンと知り合い。戦場には欠かせない高い身体能力を持つものの、若さゆえか無邪気な性格が災いして時に混乱を引き起こすこともある。

黄龍会
ソウルで戦前から名を轟かす最大の暴力組織。莫大な資金や暴力性を武器に権力を広げ、近年はアジアにもその勢力を広げている。また韓国政府や警察と裏で癒着しており、裏から実質的に韓国を支配しているとも言える。
ソウルに拠点を置くものの、実質的には創始者の代から中国人が組織を支配してきた。一般人への被害をも厭わない粗暴な手段で抗争を行い、他の組織を壊滅させてきた。十数年前には最大の敵対組織であった漢陽連合を壊滅に追い込み、後継組織である“127”との1000億を巡った抗争を繰り広げている。

虎華(フゥーファ)
黄龍会の中でも精鋭集団として知られる組織。その主な任務は殺人など残忍性の高いもので、各構成員が高い戦闘力を持つことからその凶暴性を恐れられている。

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