幸せになる約束 ページ1
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*イリチル大阪公演前日
TY「テンに告白する？」
「うん。…しようって、決めたの」
オオサカに来るなら、“タコヤキ”は絶対食えよって
ユウタくんにそう言われたから、テヨンを誘ってやって来た。
日本の著名なスタイリスト、カメラマンのチームと合同でグラビアを撮影することになり、急遽決まった来日。奇遇なことにイリチルのオオサカ公演と日程が被り、イスマン先生にも誘われて明後日は公演を観に行く予定だ。
明日には公演の1日目を控えているテヨンだけど、私の誘いに快くついてきてくれた。地名はよく分からないけれど、オオサカの繁華街、しかも大衆的な食堂で久々に2人で過ごす夕食の時間。
周りの人は誰も私たちに気付かない、こんな感覚は久しぶりだった。
熱々のタコヤキとビールを楽しみながら、少し酔ってきた私はそんなことをテヨンに打ち明けた。
髪をまた白く染めたテヨンは、静かに私の話を聞いてくれる。
「テン、帰ってくるんだ。私たちが帰国する、同じ日に」
TY「え、そうなの！？…ようやくだね、良かった…」
「ふふ、そうなのよ、ほぼ10ヶ月ぶりよ？…もう、一時はずっと離れ離れなんじゃないかって、だったら私が生きてる意味も無いって、絶望の淵に追い込まれたりもしてたわけだけど」
TY「ふふっ、また大袈裟な」
「大袈裟じゃないわよ。本気なんだから！」
TY「あははっ！そうだったね、Aはテンのことが何より大切だもんね」
「そうよ。…何よりも大切、だから、もう二度と離れたくないの」
TY「…」
「…体も、心も。離したくないの、…やっぱり、私はテンがいいの。テンじゃなきゃだめなの」
TY「…そう、だよね。やっぱりテンじゃなきゃだよな」
「でしょ、分かってくれる！？もうほんと、さすがテヨン…」
TY「ふふっ、分かるよ」
「……私ね、テンのこと」
TY「うん？」
「…すっごい、すごい、本当に、大好きなの…」
テンが帰ってくる。
やっと帰国のフライト日が確定したって、
その報せをテンと帯同しているマネージャーから聞いた時、私は膝から崩れ落ちるほどに安堵した。
やっとテンに会える。
テンが、私たちのもとに帰ってくる。
それに、ルイとリオンと、ディアナも。
またテンに会えて、猫たちとゆったり遊ぶテンの姿を私は眺められる。
そう考えるだけで、私の胸はうるさいほどに脈打つ。
テンに早く会いたくて、抱きしめてほしくて、たまらない。
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Speranz71153907(プロフ) - NCT2020から加入した女の子(中国）とソンチャンの恋愛物語が読みたいです。01生まれの167cmラッパーで性格はサバサバしている感じでお願いしたいです。 (2022年11月20日 15時) (
レス) id: 1b68452dc0 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 名無し26705号さん» お返事大変遅くなりました（ ; ; ）これからものんびり更新ですがぜひ見届けて頂けると幸いです、、、！ (2022年11月17日 17時) (レス) id: 0149abc0ab (このIDを非表示/違反報告)
名無し26705号(プロフ) - 更新楽しみにしてます（；＿；） (2022年10月11日 10時) (レス) id: a987a7fbf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2022年8月11日 15時
