チョンロのお姫様 ページ34
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CL side
「…てな感じで。もー、疲れちゃう。私どれだけ恨まれてるの？」
CL「まあ、人生なるようにしかならないよね〜。あんまり気にしすぎちゃ気が滅入るよ、パーッと美味しいもの食べて寝てドンと構えな」
「ふふっ、チョンロって人生何回目？」
CL「え？多分1回目だと思うけど(笑)」
まるで実家のソファーのように寝そべって、テガルと触れ合っているA姐姐。
ドンヒョギヒョンみたくテガルに顔を埋めてる姿は、普段の高貴な様子とはまるで違って見えて、愛おしいくらいだ。
定期的に俺の家に来る姐姐。
俺が入社した時からすごく気にかけてくれて、すぐに打ち解けて、今となっては俺がこの国で一番信頼している人と言っても過言では無いくらい。
そんな姐姐はこの前の広告撮影でまた女性スタッフ絡みのトラブルがあったらしく、珍しくへこんでいる。
なんでも撮影中ずっと陰口を言われたり、スタッフのミスを裏でなすりつけられたり、持ち物を盗られたり。こんなのは本人に言わせたらざららしい。
だけど、いくら強メンタルと言われるA姐姐でも、1人の人間だ。辛くなる時だってある。
俺はくすりと微笑んで、そんな姐姐に両腕を広げた。
CL「姐姐！」
「え？」
CL「おいで。悲しい時はハグ、でしょ？姐姐が教えてくれたんじゃん」
「…」
俺をじっと見つめ、何故かむくれたように唇を尖らせた姐姐。
…弟みたいな俺にそう言われて、面食らったのだろうか。そんな素直じゃないところも可愛い。(笑)
姐姐は俺に顔を背けたまま、むくりと起き上がると、俺に抱きついた。
俺は笑って彼女のことを抱きとめる。微笑みながらA姐姐の頭を撫でると、慰めるようにテガルも寄ってきた。
CL「はいよしよし〜♡」
「子供扱いしないでよ、チョンロの方が赤ちゃんのくせに」
CL「1歳しか変わんないでしょうが。…まぁ辛い時もあるよね。大丈夫だよ、誰に何を言われても俺たちがいるからさぁ〜」
「…」
軽く流して、次。明日は明日だよ。
そう声をかければ、A姐姐は何を言わずとも俺にぎゅっと抱きつく力を強くした。
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れいら(プロフ) - あーのさん» ありがとうございます！😂偶然読んで頂けて嬉しいです❤️まだまだ始まったばかりのお話なのでぜひお楽しみになさってください！✊🏻💕 (2022年3月1日 17時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 鶴舞しゅんさん» ありがとうございます！😭💖とっても嬉しいです、、応援のお言葉を寄せて頂き本当にありがとうございます！力になります❤️🔥 (2022年3月1日 17時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
あーの(プロフ) - なんとなく読んでみたらすごく面白くて、、、！見てみたら大好きなれいらさんの作品でした🥰❤️🔥れ 今回のお話もとても楽しみにしてます！💚😂 (2022年3月1日 4時) (レス) id: 886ef7376a (このIDを非表示/違反報告)
鶴舞しゅん(プロフ) - れいらさんのお話はいつも自分の好みにぴったりで読んでいて楽しいです🥰これからもお話を楽しみにしています！💖 (2022年2月28日 21時) (レス) @page43 id: 94c5de59b2 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - おもちさん» お返事遅れました💦ありがとうございます！！とっても嬉しいお言葉です😭💖これからも楽しんで読んで頂けるよう頑張りますね✊🏻💚 (2022年2月27日 17時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2022年2月24日 21時
