・ ページ6
.
SH「そっか、みんなもう出番か！緊張してる？」
JM「そうなんです〜。緊張もしますけど、このメンバーだからワクワクの方がいっぱいです！お気遣いありがとうございます、スホヒョン」
CH「おっ、頼もしいぞー！トップバッター頑張って！楽しみに見てるからね！」
RJ「ありがとうございます！チェンヒョンたちのステージもすごく楽しみです！」
BH「俺とAのs」
「ベクちゃん先輩？？？？？？？？？？？？」
BH「エリの！！！！！！ステージも楽しみにしててねみんな！！」
HC「あっ、そうだ！“UN Village”！」
JN「ああ…！」
スタッフさんもいるのに私の本名を言いかけたベクちゃん先輩。だけどお茶目なその笑顔を見るとなんでも許したくなってしまうみたい。
そうだ、今日はとても大切なステージがあるの。
ベクちゃん先輩のソロデビュー曲“UN Village”、そのラップパートに、今日と3日目は私が参加させてもらうことになったのだ。
もちろんベクちゃん先輩とコラボステージを披露するのは初めて。トップアーティストの彼と共演するのは物凄く楽しみで、それだけに緊張感もある。
だけど不思議とベクちゃん先輩には、私になんの心配もかけていない様子だった。
…同じステージに立つ仲間として、私を認めてくれているのだろうか。彼がいちアーティストとしての私をどう評価してくれているのか、実はまだ分からない。
BH「俺たちのリハーサル見てた？」
CL「いや、まだ何も見てないです！」
BH「マッッッジで、めちゃくちゃエリ格好いいよ。正直びっくりした、あのエギがこんなに…いつの間に成長していたんだろうって」
「…！」
BH「一緒の舞台に立てて光栄だって思った。今回のフィーチャリングを決めたのは構成班だけど、大正解だと思ったよ。いやマジで、エリ凄いんだって。ドリムのみんなも度肝抜くよ」
HC「そんなにですか！？」
…そう、なんだ。
そんな風に思ってくれていたんだ。
ベクちゃん先輩の笑顔の温度と同じくらいに、私の胸がじんわりと温まっていく。
ほんの少し感じていた不安が、ベクちゃん先輩の口笛に吹き飛ばされていくようだった。
そして心の中に残っていたのは、ステージを楽しみに思う気持ちだけ。
やっぱりベクちゃん先輩って不思議な人だ。
どんな時も人の心を明るく照らす、魔法使いみたい。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 939人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れいら(プロフ) - てなさん» コメントありがとうございます！そちらのお話も読んでくださってるんですね！大ファンなんて…嬉しいです🥺自分でも作品の温度差が激しすぎてびっくりしてます() 両方の作品を楽しんで頂けるよう頑張りますね！私も大好きです💖 (2022年1月7日 0時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
てな(プロフ) - つい最近作者様のお話を知って一気読みしました！もう一個の連載の方も大ファンなのですが、「あっちで大変なことになってるメンバーもこっちでは楽しそうだ…！」と、王子様と呼ばないでを読んでいるとほっとします笑笑これからも楽しみにしてます！大好きです！ (2022年1月7日 0時) (レス) id: ee497d0949 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れいら
| 作成日時：2022年1月6日 23時
