王子様と呼ばないで (ページ16)

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「SMにはアイドルラッパーしかいない」というかねてからの偏見を覆し、その強烈な才能を世間に知らしめたエルは、一気に人気が上昇。
今となってはSMを代表するカリスマラッパーとして活躍しています。

NCT 2020で発表した「Misfit」では、テヨン、マークとのいわゆる「SMのラップスキルを格段に引き上げた3人」のコラボが実現。マンネとは思えない堂々としたラップを披露し、反響を呼びました。

SMの中では異色とも言えるその才能は、会社の創立者であるイ・スマンや先輩であるBoA、メンバーとファンからも「最終兵器」と称されるほど。なお本人はロールモデルにG-DRAGONを挙げている他、好きな歌手はトラヴィス・スコット、ZICO、Jay Park、TABLOとのことです。

特に2018年のKBS歌謡祭では、SHOW ME THE MONEYでの活躍で知名度を上げ、NCTで唯一ソロとしてステージを発表。G-DRAGONの「CRAYON」をカバーしたステージを披露しました。自身でリミックスを行い、オリジナルラップも多用したこのステージは「伝説のCRAYON」と呼ばれ、現在までに4200万回再生を記録しています。

【YouTube- EL-Special Stage CRAYON (Original singer: G-DRAGON,2012 [2018 KBS Song Festival]】

NCT DREAMでの爽やかな姿とは大きなギャップが楽しめます。

〈性格について〉

前述の通り、エルには4歳年下の妹がいます。それ故かメンバーにも「マンネらしくないほどしっかりしている」と言われ、精神的にはかなり大人びているようです。

本人は自身の性格について「あまり感情の起伏が無いタイプ。好きなことに熱中している時以外は、常に冷静だと思う」と評しています。

学校での成績も優秀で、多忙を極める中、今年の春に4年通った通信制高校を卒業しました。
プライベートでの様子が明かされることはあまりなく、かえってそのミステリアスさが現実離れした魅力を引き立てています。

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