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JW side
辿り着いたソウル郊外のビーチ。
いくら春とはいえ夜はやっぱり冷える。厚着をしてきて正解だった。
この時間だから人もあまりいなくて、真っ暗なビーチではさざ波の音がよく聞こえる。ヘルメットを脱いだAの髪は、夜空の下では星のようなプラチナ色に見えた。
すらりとした体型のAって、ほんとにどんな景色の中に居ても映えるなあ。と、僕に振り向いた彼女を見つめたときに感じた。
二人で砂浜の上に腰を下ろし、僕は微笑んでAの肩に頭を傾けた。
JW「最近はどうなの？マークと」
「どうって…いや、別に…」
JW「ふふっ、最近のマークずっと髪伸ばしてて雰囲気変わってかっこいいよね。一緒に居てドキドキするでしょ？」
「ええ、たいへん心臓に悪いです」
JW「あははっ！(笑)」
「格好良すぎてほんとにどうしたらいいか分かんないの、ねえこの前もね、チソンとマークが話してた時なんだけど、」
なんて、マークの話になったら普段のやさぐれっぷりはどこへやら、超早口になるA。僕はくすくす笑いながらAの話を聞く。
勝手に思いつめては悩んだり、次の瞬間には楽しそうだったり。マークを想っているときのAはコロコロと表情を変えるんだ。
どうしてマークは、Aのなかでそんなにも特別な存在なのだろうか。僕は時に不思議になる。
…こんなに好きなら、いい加減叶ってほしいとも思うけど。
JW「ねえ、まだ告白しないの？」
「出来るわけないじゃん！！！マークは絶対私のこと好きじゃないし」
JW「なんでそんなこと分かるの〜！世の中に絶対は無いってこの前豪語してたよね？」
「いやっ…いやなんか、違うの！マークにはこう、背が低くて可愛い感じの、年下の女の子が似合うかなとか…」
JW「えぇ〜？そんなの分かんないよ、てかマークはこの前Aのこと可愛いって言ってたし…」
「…その話を詳しく聞かせてもらおうか、うーちゃん」
JW「うわっ！痛い痛い！(笑)」
僕に馬乗りになって、ゆっさゆっさと襟ぐりを揺さぶってくる。僕はそんなAに笑い声をあげながら、Aの頭をくしゃりと撫でつつ起き上がる。
はあ、いつまでたっても彼女はピュアだ。
純情で、真っ直ぐ。だからこそ本当に可愛い。
…マークに渡しちゃうの、ちょっと嫉妬するな。とか。
でもそんなこと、Aには絶対に言えない。
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SULLI*(プロフ) - マークの不器用さが最高です！！更新楽しみにしています〜〜😍 (6月6日 3時) (
レス) id: 2ff883087a (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - moo399さん» コメントありがとうございます！🥰めちゃくちゃ嬉しいです🎶ありがとうございます🫶🏻🫶🏻🫶🏻 (2023年4月12日 14時) (レス) id: 01a9a0f22a (このIDを非表示/違反報告)
moo399(プロフ) - ベスちゃんかわいすぎてニヤニヤしちゃいます！これからも楽しみにしてます！ (2023年4月11日 19時) (レス) @page9 id: 0d9b87007d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2023年4月9日 17時
