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MK side
MK「おまえもAもあんなに酔うって、珍しくない？」
JM「んぇ？ん〜、ヌナがナナちゃんって沢山、ふふ、呼んでくれてぇ、おれも楽しくなっちゃった〜」
MK「お、おお、そっか…」
ジェミンを部屋まで送り届ける。
まだ飲み足りない、マクヒョンも一緒にやろうよと声をかけてくるジェミンの髪をわしゃわしゃ撫で、早く寝ろと告げる。
ぱたんと閉じたドアの前で、俺は何度目か分からない小さな溜め息を吐いた。
…ナナちゃん、か。
Aって昔からジェミンのこと、よくそう呼んでたっけ。
あの二人、というか、AはもちろんNCTのメンバー全員ととても仲がいい。最初こそ人見知りをしたりするけれど、Aの正直な性格と素直な物言いはすぐに彼女が裏表のない清らかな心の持ち主なのだと分からせてくれるし、一度彼女が心を開いてしまえば早い。
無邪気な笑顔で、いざと言うときはメンバーのことが大好きだって思いきり感情表現して、普段は不器用なところもあるけれど誰よりメンバーの幸せを想っていたりする。
ジェミンはあまり人に懐かないからこそ、Aほどの人間にだけ執着心を見せるような気がする。
Aはジェミンのその感情に気付いているのだろうか。
それとも、ただ可愛い弟だと思って接しているのだろうか。
いや、ジェミンがAをどう思っているかなんて俺には分かりやしないけれど。
でもさっきみたいにAが屈託のない笑顔をジェミンに向けていると、なんだかこう、胸の奥がぎゅっと苦しくなるんだ。
…俺には普段、あんな顔を見せてくれないから。
MK「…やっぱり俺、嫌われてる？」
付き合い長いし、グループもずっと一緒だし、
同じような経験をして色々乗り越えてきて、互いを理解してる仲だと思ってたんだけど。
俺の独り言はホテルの厚い絨毯にすぐ吸収される。気持ちを切り替えて、俺はAの部屋にもう一度戻ることにした。
少し開けておいたままのドアを引き室内に歩みを進めれば、先ほどとは打って変わって驚くほど静かな空間が俺を待っていた。
力尽きたように、ベッドの上でこてんと寝ているAの姿。
年齢なんて気にしたことは無いけれど、それでも普段はドリムの最年長という立場でやってる彼女の少女のような姿に、俺は思わず微笑んだ。
MK「A、起きて〜…」
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SULLI*(プロフ) - マークの不器用さが最高です！！更新楽しみにしています〜〜😍 (6月6日 3時) (
レス) id: 2ff883087a (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - moo399さん» コメントありがとうございます！🥰めちゃくちゃ嬉しいです🎶ありがとうございます🫶🏻🫶🏻🫶🏻 (2023年4月12日 14時) (レス) id: 01a9a0f22a (このIDを非表示/違反報告)
moo399(プロフ) - ベスちゃんかわいすぎてニヤニヤしちゃいます！これからも楽しみにしてます！ (2023年4月11日 19時) (レス) @page9 id: 0d9b87007d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2023年4月9日 17時
