ナナちゃんはわからない ページ22
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*4月後半
「あれ、ジェミナどこにも行ってないんだ？」
JM「Aヌナこそ。ドンヒョギとご飯行くって言ってなかった？」
「うーん、アメリカンなご飯もちょっと飽きちゃってさ。一人で晩酌しようかな〜、なんて…」
ドリショのアメリカ公演も終盤に差し掛かってきた。
アナハイムでの公演を終え、少し前に崩していた体調も全快したからドンヒョクとご飯にでも行こうかと思ったけど、やっぱりやめて近場のマートでお酒とおつまみを買ってきた。
ホテルに戻ると廊下にジェミンが立っていて、彼も自室に戻る途中だったのだろうか。その甘い笑顔でにっこりと振り向いてくれた。
私は手に持っていたビールを取り出して首を傾げる。
「一緒に飲む？」
JM「いいの？」
「うん、ちょっと部屋汚いけど」
JM「問題ないよ(笑)」
ジェミンは私の横にぴったりとくっついた。
私の宿舎にも彼はよく遊びに来てたっけ。どれだけ部屋が荒れてようが気にしないし、なんなら掃除して帰ってくれるジェミンの母性に何度も助けられた。(笑)
広げたままのスーツケースをひょいと飛び越えて、ジェミンは私が使っていない方のベッドに腰を下ろす。私はナイトテーブルにお酒と軽食を広げた。
…てか、こんな風にジェミンとお酒を飲むのは初めてかもしれない。みんなと飲むことは増えてきたけど、ジェミンはそもそもお酒好きじゃないし。
だからこそ私がウキウキしている様子を察したのか、この弟は口うるさく言ってくる。
JM「疲れてるんだからあんまり飲まないようにしてね、Aヌナ」
「えー、ジェミニが面倒見てくれるから今日はいいかなって思ってたんだけど(笑)」
JM「明日の移動が大変になるでしょ。…ねえねえ、それよりさ、ヌナ」
「ん？」
箱から煙草を出すのに夢中になっていて、ジェミンが呆れたように微笑んでいたことに気付かなかった。
彼は私の隣に腰を下ろすと、ぐいと顔を覗き込んできた。
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SULLI*(プロフ) - マークの不器用さが最高です！！更新楽しみにしています〜〜😍 (6月6日 3時) (
レス) id: 2ff883087a (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - moo399さん» コメントありがとうございます！🥰めちゃくちゃ嬉しいです🎶ありがとうございます🫶🏻🫶🏻🫶🏻 (2023年4月12日 14時) (レス) id: 01a9a0f22a (このIDを非表示/違反報告)
moo399(プロフ) - ベスちゃんかわいすぎてニヤニヤしちゃいます！これからも楽しみにしてます！ (2023年4月11日 19時) (レス) @page9 id: 0d9b87007d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2023年4月9日 17時
