っていう話。 (ページ27)

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その日を境に、

あんなに毎日していたLINEも
学校での何気ない会話さえもパタリと無くなり、

仲良くなったのが嘘みたいにお互いに気まずくなってしまった。

やっぱり言うべきじゃなかった。

すごく後悔して、ぼーっとジェヒョン君の事を考える時間だけが増えた。

ただ仲良くなる前に戻って、たいして話さなくなっただけなのになんでこんなにも辛いんだろう。

気を遣わせてしまうと思って、ヒスクとジスにも気まずくなってしまった事は話せないでいた。

お昼ご飯食べながら、考えを巡らせていると

「おい、Aこぼしすぎだから(笑)」

『、、、へ？？』

見ると、ドヨンが呆れながら机にこぼした物を片付けてくれていた。

『、、、あ、ごめん(笑)』

「Aってほんと抜けてる(笑)」

ああ、、、
みんなに笑われてる、、、

ジェヒョン君にも、、、

普段なら絶対に恥ずかしい状況だけど、

ジェヒョン君が笑ってるのを見てほっとした。

そう。

唯一前みたいに居れるのはお昼ご飯をみんなで食べてる時で、

みんなで居る間だけは、お互いに気まずさを紛らわすことができた。

あ～、なんでこうなっちゃったんだろう。

「ごちそうさまでした！

それじゃ、私用事があるからちょっと隣行ってくる！

Aぼーっとしてないで、早く食べなね！』

そう言って、早々にお弁当を食べ終わったヒスクは教室を出てしまった。

残されたドヨンとジェヒョン君と私。

まずい。

人数が減れば減るほど気まずくなる、、、←

残りのお弁当を急いでかき込んで
その場を離れることにした。

『、、、ちょっと私自販機行ってくるね！』

「おい、、、」

ドヨンが何か言いたそうにしてたけど、
そのまま教室を出てきちゃった。