っていう話。 (ページ17)

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授業が終わってジェヒョン君と私は

ぐだぐだと職員室に向かった。

『あ～あ。普段日直なんて日誌書くくらいしか仕事ないのに、私たちほんとついてないよね(笑)』

「ほんとだね(笑)」

『二人でさっさと終わらせて帰ろ～』

"ガラガラ～"

「『失礼しまーす』」

職員室についた私たちは、

担任のところに行き簡単な説明を受けた。

「お～お前らか！

これから頼む事なんだが、、、、、

この資料を体育館に運んでほしい。

で、そのついでにこっちの張り紙を廊下の掲示板に貼ってきてくれ。

すまんが、頼む！！」

目の前の机には、
ちょうど2人くらいで持っていけそうな量の資料と

3～4枚の張り紙と画鋲の入った箱とが置かれてあった。

っていうかめちゃくちゃパシリじゃん！(笑)と思いつつも

高く積まれた資料のちょうど半分くらいの量を取ろうとした時に、

ジェヒョン君が優しく私の手を掴んだ。

「Aちゃんはこっちね^ ^？」

そういうと、張り紙の方を私の手に持たせて

他全部の資料を一人で持って歩き出したジェヒョン君。

『ま、待って！それ重くない？！私も持てるよ？？』

慌てて追いかける私に

「大丈夫だから^ ^ 行こ！」

一人で持つには絶対重いはずなのに

有無を言わせず、軽々と持っていくジェヒョン君、、、、、

『、、、、、、それなら、ありがとう』

しぶしぶ納得した私。

体育館まで持っていったあと

今度は廊下の張り紙をするためにもう一度校舎に戻る。

『ジェヒョン君っていつもほんとに優しいよね。

みんなに人気な理由がわかる(笑)』

「そうかな？^ ^別に普通だと思うけど、、、

それに、、、みんなに優しいわけじゃないよ？」

『ん？そうなの、？』

「うん。好きな人には優しくしたいじゃん。」

『え？』