っていう話。 (ページ11)

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お弁当も食べ終わって残りのお昼休み

何を話すでもなく持ってきたお菓子を食べたり

スマホいじったりダラダラ過ごしていると

ヒスクがいきなり大声を出した。

「あ"！！そういえばドヨン、あんたって彼女居ないよね？」

『っっ！！！ゲホっゲホっ』

ヒスクの突然の大声でお菓子が喉につまり死にかけた私、、、

「おい、A大丈夫かよ？？(笑)」

ドヨンが半分あきれながら背中をさする

「なんでAが動揺するのよ！」

『ヒスクの大声で驚いただけだし、、(泣)』

むせて涙目の私を置いて、ヒスクがもう一度聞く。

「、、、それで！いるの？？彼女」

「いないけど、何だよ。」

ドヨンが気だるそうにそう答えた。

「いや～、それがさ～

今年の入学生で
私の中学からの付き合いの後輩ちゃんがいるんだけどさ、

どっかでドヨンの事見たんだと思うけど

一目惚れしちゃったみたいで、、、、、

彼女いないなら
連絡先くらい交換してあげたらどうかな～って思って、、、、

どう？」

「ありがたいけど、俺はそういうのいいわ。」

今もなお、私の背中をさすりながらドヨンがそう言う。

「まあ、そういうと思って後輩ちゃんにもそう言っておいたんだけどさ～、、、

一応これ連絡先だから、

気が向いたら連絡してあげてよね！」

そう言ってヒスクが連絡先の書かれたピンクのメモをドヨンに強引に渡した。

「おい！連絡しないからな！！」

そう言いながら、しばらくドヨンとヒスクの
メモ受取拒否合戦が繰り広げられていたが

ドヨンの敗北。(笑)

メモを捨てるわけにもいかず

机にたまたまあったノートに適当に挟んだドヨン

お昼が終わるチャイムが鳴った。