sequel. (ページ20)

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時間が表すものはページ20

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ヘチャン「……じゃあこれは？」

「リンゴ、」

ヘチャン「これは？」

「……いちご、」

ヘチャン「…じゃあ俺の頭は？」

「パプリカ！！！！！！！」

ヘチャン「違ぇよ！！！！」

「違わないじゃん！どうみたってパプリカじゃん！」

ヘチャン「なんでそのチョイスなんだよ！」

久しぶりにヘチャンが私の宿舎に泊まりに来た。

それが楽しみだったらしく大荷物を抱えてやってきた彼は傍から見たら家出した人だ

真っ赤な髪に染められた頭を弄るとそれが気に食わなかったらしい。

いいじゃん。パプリカ美味しいじゃん

私は嫌いだけど

「チョコボールにパプリカ」

ヘチャン「…………おまえ、」

あ、やばい。さすがに本気で怒らせたかと思ってベッドにあった枕で顔をガードする

ヘチャン「どうなってんの？」

「え？ああ、私の思考回路？元からじゃんー」

ヘチャン「違う。テヨンイヒョンと」

「……へ？？？？」

ヘチャン「付き合ってんじゃん。で？どうなのって」

「………どうもこうも、何も無いですけど」

ヘチャン「嘘つけよ。前みたいにイチャイチャしてねえじゃん」

びっくりした。まさかの質問に私は枕をぎゅっと抱き直す

「わたし、付き合ってんのかな」

ヘチャン「…は？」

「いや、自分でテヨンイヒョンと付き合ってるか分からなくなってるの。ほら、2ヶ月日本に帰ってたでしょ？イリチルが日本ツアーする時もなにも連絡取らなかったし会いもしなかった。最後に連絡とったの２ヶ月ちょっと前なんだよね、」

ヘチャン「…マジで言ってる？」

「…マジ。トーク見る？」

ヘチャン「いや、いい。」

私の言葉にヘチャンは信じられないとびっくりした顔をした。でもその顔はすぐ真顔に戻っていく

ヘチャン「自然消滅ってやつ？」

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