sequel. (ページ2)

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いやそりゃもちろん私だって一緒にいたいし、なんなら泊まりたい気持ちもあるけど

………こういう時、普通の女の子なら素直で可愛いんだろうな、

「………でも、明日仕事ですし」

TY「何時から？」

「……あ、朝から、」

TY「嘘だ」

「う、嘘じゃないです！」

TY「Aが嘘つく時の癖知ってる？耳が動くんだよ」

「しっ、知らないですよそんな癖！絶対うそだ」

TY「ほんとは？仕事休みなんでしょ？」

「………」

TY「A」

「………休みです、」

TY「ふふ、ほらやっぱり(笑)」

「俺に嘘つくなんて100年早いよ〜」なんてふにゃふにゃした声でそう呟いてるテヨンイヒョン

忘れてた。ヒョン酔ってるんだった

「ヒョン、とりあえず先に寝て下さい」

TY「Aがギューってしてくれないと寝れない」

「……ヒョン、」

TY「はやく、ここに来て。ギューってして」

そう言われ、そのまま大きく腕を広げて待っているテヨンイヒョンに抱き着いた

久しぶりの温かさも、優しいテヨンイヒョンの香りと
耳元で聞こえる鼓動にものすごく懐かしさを感じてしまって、
わたしはひとり、泣きそうになっていた

TY「Aいい匂いする」

「…お風呂入ってきたから」

TY「相変わらず体温も高いね」

「…お風呂上がりだから余計に、」

TY「A」

「……はい」

TY「寂しかったね。俺も寂しかった。会いたくて、仕方がなかったよ」

「…っ」

……わたしも、私も、ものすごく会いたかった。

疲れた時はいつも電話をして気を紛らわせてたけど
会うとやっぱり何も考えられないくらいテヨンイヒョンが必要みたいだ

「……テヨンイヒョン、」

TY「ん？」

「私も、会いたかったです。ずっと、ずっと会いたかった」

TY「ふふ、それくらい素直な方がいいじゃん」

そう言って、テヨンイヒョンは笑いながら抱きしめる腕を強くした。

……ああ、私にはこの人しかいない。

テヨンイヒョンが大好きなんだと久しぶりに唇に感じる温もりにまた一粒涙と愛おしさが溢れた

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