sequel. (ページ23)

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風は吹くページ23

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テヨン「走ってきたの？すごい汗かいてる。おいで拭いてあげる」

「あ、ありがとうございます、」

作業をしていたヒョンは汗だくの私を見て少し心配そうにタオルで汗を拭ってくれた

テヨン「とりあえず、座って落ち着こう。水持ってくるよ」

「はい、、お水頂きます」

テヨン「どうぞ」

「ふー、」

テヨン「落ち着いた？」

「はい。だいぶ」

私は呼吸を整えつつ深呼吸をしてまだ収まらない動悸を感じながら目の前のテヨンイヒョンを見た。

「急に来てしまってすいません。どうしてもお話したくて」

テヨン「かしこまってなに？(笑)悪いことでもした？」

「あ、いやそうじゃなくて、あの」

テヨン「ん？」

「テヨンイヒョン、、

ってすごくかっこいいですよね」

テヨン「………ああ、ありがとう？」

弱い私。いざ本人を目の前にすると本音すら言えないなんて

でも、これもあながち間違いじゃない。伝えたかったことなのかもしれない

「いつも思うんです。テヨンイヒョンってカッコイイな〜って、ダンスも上手いしラップも歌も上手い本当に尊敬してます。そんなテヨンイヒョンが私たちのリーダーなんて自慢でしかない、なんて(笑)」

テヨン「うん。ありがと」

「…それを伝えたかったんです今日は」

テヨン「A」

「はい？」

テヨン「緊張しなくていいから。時間をかけてでもいいから本当に話したいことを教えて」

「っ、」

……優しい。私の周りの人達はみんな優しいんだね

自分が何をするべきかをヒョンは教えてくている。分かってくれてる

「……テヨンイヒョンにとって私はどんな存在ですか？」

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