sequel. (ページ16)

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'' バースマーク '' ページ16

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「ねえねえ、ロンちゃん」

ロンジュン「なに？」

「手見せて。」

ロンジュン「手？何で」

「いいから！見せてよ〜」

そうお願いすると渋々手を差し出してくれたロンちゃん

私はその手をひっくり返し手の甲にある痣を確認した。

「……やっぱり、」

ロンジュン「？」

「これ！この痣！'' バースマーク ''って言うんだよ」

ロンジュン「… '' バースマーク ''？」

「そう！」

'' バースマーク ''とは前世からの記憶の現れ、と言われている
ロンジュンには生まれつきの痣があるのを知ってたからつい調べて気になっていた

ロンジュン「それで？それがなんなの？」

「ロンちゃんには右手の甲に痣があるでしょ？」

ロンジュン「うん」

「私には、左手の甲に痣があるの。つまりそういうこと」

ロンジュン「…どういうことだよ」

「手の痣の意味はね【思い出して】【忘れないで】って言う意味があるの。私たち手は違うけどほぼ同じ位置に痣があるんだよ？！」

ロンジュン「だからなんだよ〜」

「ロンちゃん分かんないの？！私たち前世は恋人だったんだって！」

ロンジュン「、、なんでそういう思考になるのか…」

「逆になんでならないの？私たちは前世で愛し合ってお互いを'' 忘れないように ''って手の甲にアザをつけたに決まってるじゃん！！！」

ロンジュン「わかったわかった！！落ち着いて」

つい熱くなった私をロンジュンは落ち着かせるように座らせた

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