脱退宣言 52 ページ5
JK side
NM「韓国へ帰ってもう一度検査を受けて欲しい。」
ナムジュナヒョンの言葉に隣にいたAの表情が曇る。
｢えっ、でもこれ確率的にすごい少ないんだよね？俺がそのうちの1人な訳ないよ〜！それにこの先生俺のために色々治療とかも工夫してくれて…｣
《だから、俺のは誤診じゃないよ！》と笑うA。けどその笑顔に違和感を感じる。Aの手を見ると震えていた。
JN「もしもの事があるからさ、事務所が信用出来る医療機関も紹介するって言ってる。」
YG「こんだけ大事になってるんだ、一度ちゃんとした所で見てもらえ。」
ジンヒョンとユンギヒョンもAを説得しようと話す。
「いやだっ、、、」
Aが小さな声で、でも強く言う。
「いやだよ、、だって誤診なんてほんの数％でしょ？」
HS「それでもその数％にかけたいんだ、お願いA。」
Aが俯く。俺は今Aに何がしてあげれるのだろう？
「誤診じゃなかったら俺はもう一度BTSでいれない。って絶望しなきゃいけないの？やっぱり皆とは一緒に居られない。って。」
「あの時ほんとに辛くて悔しくて…もうあんな思いしたくない…だから、ごめんなさい。弱い俺でごめん、、」
Aの言葉にだれも何も言えなかった。いつも俺達の前では笑顔を浮かべていたけどその裏にたくさんの物を抱え、隠していたんだ。けど俺だって…ここで諦めたくない。この選択がAにとって辛い道でも。
JK「俺が傍にいる。」
みんながこちらを向く。けど今はそれよりも…
横にいるAの手を握る。伝えなきゃ。
JK「Aをもう1人になんてさせないから。俺がどんな時もAの側にいて手を握るから。Aが頼んでももう1人でなんて泣かせないから。」
JK「だって俺達、仲間。でしょ？」
俺の様子をみてテヒョンイヒョンも俺の手に手を重ねAの手を包む。
TH「俺もいるよ。俺Aのヒョンだよ？泣きたい時は胸貸すし、Aのこと何度でも笑顔にするから…」
他のヒョンの目も優しい。言葉なくてもみんなの気持ちが一緒だと分かる。ねぇ、Aも分かってるでしょ？
「分かった…。ただこうやってずっと手握ってて…。」
ずっと握るよ。そばに居る。Aのこの手の震えが早く止まりますように。そう強く願いながらもう一度Aの手を強く握った。
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あ(プロフ) - 続きお恵みください！！！！！ (4月15日 22時) (
レス) id: 96c38df295 (このIDを非表示/違反報告)
いおり(プロフ) - 完結でおめでとうございます！完結で寂しくなってしまうな……と思っていたところに番外編？！少し読んだだけなのにおもしろくて、最高です！！ (2021年11月24日 0時) (レス) @page19 id: c1ef92049f (このIDを非表示/違反報告)
みいむぎ(プロフ) - ユキトさん» ユキト様、コメントありがとうございます！そういって頂けてとても嬉しいです(^^) 引き続き楽しんで頂けると幸いです！ (2021年11月5日 20時) (レス) id: 704950217f (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - 泣きました、感動しますね。 (2021年11月4日 18時) (レス) @page6 id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
みいむぎ(プロフ) - いおりさん» いおり様、コメントありがとうございます！嬉しいコメントありがとうございます(;_;) これからも楽しんで頂けると幸いです！！ (2021年10月19日 12時) (レス) id: bac6bb54a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みいむぎ | 作成日時：2021年10月17日 9時
