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…三日月が資材を入れてから一分。
私は目の前に表示された時間を見て、固まっていた。
目の前には二十四時間と表示された鍛刀部屋。
今までどんなに大きな子でもここまでのは見たことがない。
三日月も驚いているようだ。
「限定一振りの子じゃない！？手伝い札！」
私は弾かれたように手伝い札を妖精さんに渡した。
瞬間、妖精さんが増え仕事がどんどん終わっていく。
鍛刀時間が０分になり、出来上がった刀が出てくる。
今まで見たことがない刀だ。
刀身には少し傷があったが、それ以外はとても美しかった。
三日月はその刀を見てから、驚いたまま固まっている。
……見覚えでもあるのかな。
私はその刀に霊力を注ぐ。
すると桜の花びらが舞い、中から黒髪の女の子が出てきた。
「初めまして、舞桜月と申します。愛称はA。女ではありますが実戦刀でしたので戦ではお役に立てると思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます」
そう言って目の前で頭を下げたAちゃん。
女の子？？
刀剣男士じゃないの！？
私が困惑して声を出せずにいると、Aちゃんは私の横に視線を向けて笑顔を見せた。
「…お久しぶりですね。宗近様」
三「あっ、あぁ。」
三日月も私と同じように困惑していた。
だけど、宗近様と呼んでいる所を見る限り、かなり仲の良い知り合いではあるみたいだ。
何だろう。三日月が他の女の子と話してるだけで私の中に黒くてドロドロした感情が沸き上がってくる。
「…どうかしましたか？主殿」
「ううん！女の子だからビックリしちゃっただけ！これから宜しくね」
今の私は上手く笑えているだろうか。
「ええ。こちらこそ宜しくお願い致します」
そう言うながら微笑むAちゃんは凄く綺麗で、私が三日月の恋人なのが凄く恥ずかしくなった。
私もAちゃんみたいな美人さんだったら良かったんだけど……。
今のところ勝ってるの胸だけじゃないかな。
ちょっと凹む。
「えっと……じゃあAちゃん。とりあえずこの本丸を案内しようと思うんだけど……」
本当なら知り合いの三日月に案内してもらった方が良いんだろうけど、それは私が嫌だ。
私の心を黒い感情が埋め尽くす。
「主殿。別に宗近様じゃ無くて良いですよ？他に手の空いている者がいれば自分で頼みますし……」
言葉の詰まった私を見かねてかAちゃんが助け船を出してくれた。
だけど、私にはAちゃんが三日月のことを宗近様って呼ぶことがどうしても許せなかった。
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朱雀月夜(プロフ) - 夢主ちゃん可哀想…。ハッピーエンドを願ってます!更新頑張ってください! (2021年11月4日 20時) (
レス) @page27 id: feded0a453 (このIDを非表示/違反報告)
乱 - ………三日月！何故夢主ちゃんの方へ行かないのよ！貴方は夫婦だったんでしょう？審神者無理………です……… (2021年1月1日 2時) (レス) id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
菫乃レノン @元ゆき桜(プロフ) - 三日月は1度逝ってね、審神者はもうかえならないでね！これからも応援してます (2020年10月18日 0時) (レス) id: 9417010afe (このIDを非表示/違反報告)
アニオタちゃん - 間違えて二回書き込んでしまった（´・ω・｀） (2020年1月24日 0時) (レス) id: 8da926b67e (このIDを非表示/違反報告)
アニオタちゃん - この作品好きです！更新頑張ってください( ・∇・) (2020年1月24日 0時) (レス) id: 8da926b67e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜月 x他1人 | 作成日時：2018年12月4日 19時
