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さにわ名視点
私はAちゃんが来てから凄く嫌な奴になってると思う。
嫉妬して、Aちゃんに三日月の事が好きだって言われて。
三日月自身はAちゃんの事を何とも思ってなかったみたいだけど……
私は大広間に入った。
私が入った途端、さっきまで騒がしかった皆が静かになる。
「皆遅くなってごめんね！実は今日、新しい刀剣が増えたんだ。女の子なんだけど仲良くしてあげてね！」
私が女の子だって言った瞬間また騒ぎ出す刀剣男子達。
私はいつも通り上座に座り、Aちゃんを呼ぶ。
隣には三日月が座っている。
「じゃあ新刀剣に入ってきて貰うよー！
どうぞー！」
私が言った後にｽﾊﾟｰﾝと音を立て開かれる襖。
美しい所作で下座の中心まで移動する。
「私の名は舞桜月。
……どうぞよろしくお願い致します」
そう言いながら頭を下げたAちゃんに拍手を送る皆。
そんな皆に安心したのか見知った顔を見たからかは分からないが、Aちゃんは優雅に微笑んだ。
その笑顔に何人か赤面している子もいる。
「…じゃあAちゃんは何処に座って貰おうかな…今は一応『刀派』で分けてあるんだけど…」
舞桜月には刀派が無かった気がする。
まぁ例外として新選組の子達とか源氏とかは刀派関係なく食べてるんだけどね。
「別に何処でも構いません。特に刀派も無いですし…」
Aちゃんが遠慮がちに言う。
その言葉に素早く反応した刀剣が三振り。
今剣と鶴丸と獅子王だ。
今「じゃあじゃあ、僕達三条のところで食べましょう？久しぶりにたくさんお話したいです！」
鶴「おいおい。そりゃあ聞き捨てならないな！久々なのは此方も同じだぜ？なぁ獅子王」
獅「そうだぜ？て言うかそっちはまだ良いだろ！仲良い人同士食べれらて、それでAまで取るとかずりぃし！」
三人の言い争いが始まった。
長谷部が止めに行ったが聞く耳持たず。
たった一回の食事で何をそこまで言っているのやら。
いつの間にか止める役の長谷部まで喧嘩を始めたのでこれはそろそろヤバイと思っていた頃。
Aちゃんが動いた。
「はいはい、止めなさい。
主殿の御前でみっともない。
昼は獅子王と食べますし、夜はまた別のところで食べましょう。
…異論は？」
「「無いです」」
よろしい。それだけ言うとAちゃんは獅子王の机に向かっていった。
Aちゃんの統率能力が分かった瞬間だった。
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朱雀月夜(プロフ) - 夢主ちゃん可哀想…。ハッピーエンドを願ってます!更新頑張ってください! (2021年11月4日 20時) (
レス) @page27 id: feded0a453 (このIDを非表示/違反報告)
乱 - ………三日月！何故夢主ちゃんの方へ行かないのよ！貴方は夫婦だったんでしょう？審神者無理………です……… (2021年1月1日 2時) (レス) id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
菫乃レノン @元ゆき桜(プロフ) - 三日月は1度逝ってね、審神者はもうかえならないでね！これからも応援してます (2020年10月18日 0時) (レス) id: 9417010afe (このIDを非表示/違反報告)
アニオタちゃん - 間違えて二回書き込んでしまった（´・ω・｀） (2020年1月24日 0時) (レス) id: 8da926b67e (このIDを非表示/違反報告)
アニオタちゃん - この作品好きです！更新頑張ってください( ・∇・) (2020年1月24日 0時) (レス) id: 8da926b67e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜月 x他1人 | 作成日時：2018年12月4日 19時
