特別社員は兵庫へ護衛に行く (ページ14)

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中原中也︰護衛1 ページ14

俺は今、白鳥沢学園高校に護衛に来ている。

期間は4月から7月の中半までの3ヶ月間。

ガキのお守りは面倒くせェがボスからの命令じゃ断れねェ。

『横浜から転校してきた中原中也だ。よろしく』

「え、めっちゃイケメンじゃない?」
「ね!分かる!!低身長イケメンキャラ来たよ!」
「神じゃん!?オレンジ髪に青色の目!?派手だけどカッコいい!!」
「これは取り合いになるわね....」

なんか、女子がすっげぇ褒めちぎってくるが、誰が低身長だオイ。
俺はこれから伸び.......ない...。
俺、22歳....。モウ、シンチョウ、ノビナイ。ツライ。
17歳のAに負けた.....9cmも...シンチョウヒクイ。カナシイ。シクシクシクシク

うわシクシク言わなけりゃよかった。
一気にキモくなったぞ。コッワ

なんで、俺の嫌いな(苦手な)奴は全員高身長なんだよ!!?

性悪高2女子169cm
どこぞの青鯖181cm

寄越せ!!!その身長ッ!!!!!!!!

俺は3年生にした。理由??

Aに威張りたいから。

何時も出し抜かれて腹立ってるからなァ!!!先輩には手ェ出さねぇだろ!!!

と、思ったわけだ。

俺のクラスは一組。

俺の席の隣は瀬見英太。護衛対象のバレー部員だ。

『よろしくな。蝉!』

瀬見「中原。俺、蝉じゃない。瀬見」

『同じだろ』

瀬見「漢字が違う！
俺はｯ.....俺は一週間で死なないんだ！！」

『そうか！よろしくな！瀬見！
俺、バレー部入るからな！』

瀬見「おう.....おう？...そうか?」

『そうだ』

こうして、無事バレー部に入部出来た。

瀬見様々だぜ。

練習はキツくないし、結構楽しい。

スタメンにも入れた。

合宿で太宰の野郎をボコボコにしてやるぜ。
へっへへへへへ....←

ついでにAの所もボコってやる!!!!

牛島「中原。顔が凄いぞ」

天童「悪そうな顔してるよネ〜」

『え、マジかよ!?』

大平「マジだぞ」

山形「おう」

3年メンバーはエース牛島と河童だか妖怪だかゲスだか分らねェ天童と弁慶こと大平。あと、私服がダサい瀬見と髪の毛ツンツンの山形。あと、22歳の俺...。

泣きそうだぜ。

まぁ、護衛は頑張ろうと思う。

ボスの命令だからな。