黒の組織から逃げたけど目が覚めたら記憶喪失らしい

29話 ページ33

安室透 (バーボン) 目線

園子「ん〜！美味しいっ！」

蘭「本当に！私が作ってもこんな風には作れないのよねぇ」

いつも通り楽しそうに話している
蘭さんと園子さん

僕が作ったサンドウィッチを美味しそうに食べてくれている

内心少しいや結構嬉しい。

1ついつもと違う所といえば

A「蘭ちゃん料理できるの？！
すごい…食べてみたい…！」

蘭「んふふ、いいわよっ♪」

蘭さん達と一緒に来た初めて見る顔の女性

いや正確には初めてではない…


先日ベルモットと組織の仕事で
一緒になった時の事……

ベルモット「はぁ…困ったわね」

バーボン「？どうかしましたか？」

ベルモット「ジンがたまにぼんやり考え事してて
困ってるってウォッカから連絡が来たのよ」

…………ん？…ジンがぼんやり考え事…

バーボン「そ、それは珍しい…何かあったのですか？」

何か不都合なことでもあったのだろうか？
それにしても考え事か…想像できないな

ベルモット「あの子が失踪してあと少しで１ヶ月、、
ここまで探しても見つからないならもうあの子は…」

バーボン「失礼ですが、あの子とは？」

ベルモット「あら？覚えてないの？
1回だけ会ったことあると思うんだけど

まぁ。あの時はすぐどっか行っちゃったから
覚えてなくても無理ないわね」

ベルモットはポケットから1枚の写真を取り出す

…あの時の話をしているのか？
確かに、小さい(身長的に)女の子がいたな

ベルモットととても親しそうに話していたのが
印象的だったな。

バーボン「この子とジン、そしてあなたと何の関係が？」

ベルモット「ふふっ、気になるの？」

バーボン「まぁ…」

ベルモット「もういないけどある人の子供なのよ
ジンにとっても私にとってもあの子は宝物なの。

こんな血に染った場所で育って
気の毒だと少し思ってしまうけど」

バーボン「…」

ベルモットの顔はとても優しく
「組織の人間」とゆうことを忘れしまいそうなほど

ベルモットは髪をサラッと手でながし
いつもの表情になる

ベルモット「…名前は A
もし見つけたらすぐ私に教えてね、バーボン」


ベルモットはウィンクをして車から出た



ベルモット「落ちた場所には血痕のみ…
今は何処にいるかわからないけど
必ず見つけてあげるわ、待っててね。子猫ちゃん」



PS.
ベルモットの口調が分からず
変だったら申し訳ありません！

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