黒の組織から逃げたけど目が覚めたら記憶喪失らしい

27話 ページ31

園子「さぁ！行くわよ〜！！」

園子ちゃんに手を掴まれ引っ張られる

A「わぁっ！」

蘭「安室さんいるかな？？」

園子「確か、この日はいるはずよ？」

蘭「どーして園子がそんなこと知ってるのよ…」

園子「ひひっクラスに安室ファンクラブに入ってる子に
教えてもらったのよっ！」

ファ、ファンクラブ？？？！
そこまで人気とは…すごい安室さんって人

て、てか

A「あ、あのそろそろ店内入らないの？？」

そう私たちは安室さんがいるか
カフェの窓から3人で並んで覗き込んでいるところ

はたから見たら不審者…

蘭「そ、そうよね？
園子！！行きましょ！」

園子「あ、待って蘭！」

私は2人の後を追って店内へと入っていった

ｶﾗﾝｶﾗﾝ

私たちが来店したことを伝えるベルが鳴り
カウンターに3人で座った

園子「…いたっ！！！」

キョロキョロしていた園子ちゃんが
止まって指をさした

安室「いらっしゃいませ…って園子さんに蘭さん！
…？その子は初めて見る顔ですね？」

この人が安室さん…

蘭「あ、この子はAちゃんっていって
ポアロに行こうとしていたところで私たちと出会って
ここまで一緒に来た子なんです」

園子「ふふ、今日もかっこいい…安室さんっ」

蘭「ち、ちょっと園子〜！」

安室「あははっ！そうなんですね？
来てくれてありがとうございますっ」

A「！…い、いえ」

す、すごい眩しいスマイルだ
ファンクラブが出来ちゃうくらい
女の子たちが虜になっちゃの少しわかるかも

でも…私この人とどこかで会ったことある気がする

少し俯きながら考える

安室「？…あ、ご注文はどうしますか？」

園子「ん〜、そうねぇ」

、、、、

私たちは注文をして料理が来るのを待っていた

蘭ちゃん達と楽しく話していた時

…ち、ちょっとトイレ行きたいな

A「ちょっと御手洗いってくるね？」

園子「りょうかい〜！」

蘭「トイレはあそこだからねっ」

A「あ、ありがと！！」

カウンターの横にあるトイレに行き
少したって出てきた

A「カフェ…って初めてだから緊張しちゃうな」

どう話したらいいかわからないけど
2人とも話すのすごく楽しいな…

友達になれたらいいな

A「わあっ、！！」

考えながら角を曲がったら誰かとぶつかってしまった

私は床に尻もちをつきぶつかった人に謝ろうと上を見あげた

安室「だ、大丈夫ですか！？」

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