黒の組織から逃げたけど目が覚めたら記憶喪失らしい

17話 ページ20

灰原哀 視点

光彦「本当に灰原さん来ないんですか？」

灰原「ごめんなさいね
ちょっと今日はやりたいことがあって

今度また一緒にやりましょ？」

コナン「何かあったらすぐ連絡しろよな」

灰原「わかったわよ」

皆心配性なんだから…

ま、こんな事件だらけの場所じゃ
心配されるのも当たり前ね

灰原「それにしても…」

岡宮A

私の友達でもあり家族のような人だった人

灰原「私はあの子を置いて組織から
逃げたのよね…」

何しているのかしら…

ぼーっと考えていたら
隣に住み始めたあの人の顔が出てくる

灰原「なんであの人が…
確かに、名前は同じだけど
たまたまってこともあるし、

それにあの子はジンのお気に入りっぽかったからそうそう追い出されることもないし、

そういえばらあの子髪も前髪も長ったから
顔見たことなかったわね…」

…会いたいな。

お姉ちゃん…どうしたら会えるのかな

そんなことを考えながら
下の部屋でコーヒーを飲んでいると

玄関の扉が開く音が聞こえた

博士？忘れ物でもしたのかしら
階段を登ろうとした途端

トン…トン

灰原「ｯ……ちがう」

明らかに博士の足音じゃない。
それに子供たちの足音でもない…

もしかして不審者？泥棒？
微かにだけど喋り声も聞こえる

1人じゃないのね…

灰原「なんでこんな時に携帯もってないのよ…！」

警察に電話しようと思ったのに何故…
この部屋最近電話壊れて置いてないのよ…

灰原「あ、探偵団バッチ」

私は探偵団バッチをONにして話し始めた

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