恋人以上、恋人未満 Ⅳ【番外編】 (ページ7)

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宮舘「ふふ、ありがとうってしたの？笑」

「ん、、、ありがと、りょうた、」

宮舘「いいえ、どういたしまして」

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あの日以降、俺以外は目も合わせられなくて
涼太ともまだ目が合わない状態だけどちゃんと話せるの。

休んでる時の方がかわいさ増してない？って思うくらい。

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宮舘「 Aスキンシップすごいね」

渡辺「人肌寂しいんだよ、たぶん」

宮舘「え？」

宮舘「毎日男9人に囲まれてたのに俺と2人だもん。
怖いけどメンバーのこと大好きなのは変わりねぇし、
それにA、昔から寂しがりやじゃん」

宮舘「ふふ、そっか、甘えてるんだね」

渡辺「そ、かわいいっしょ」

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次の日、涼太はあのドラマで見るみたいなバスケットに
山盛りに盛られたフルーツを持ってきた。

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宮舘「 A、起きてる？」

渡辺「起きてるよ、今日は珍しくめちゃめちゃ元気」

宮舘「よかった、おはようA 」

「わぁ！」

渡辺「ふは、わぁ！だって笑うれしいな？笑」

宮舘「 Aの好きなフルーツいっぱい持ってきたよ
今切ってあげるね、どれ食べたい？」

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Aが嬉しそうにバスケットの中を見て、
これ食べたいって指差してるのを見たら嬉しかった。

家でも入院してからも一口でもういらない、食べたくないって
することのほうが多かったから。

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宮舘「おいしい？今日はずっとにこにこしてる」

「ん！」

渡辺「涼太、ありがとな」

宮舘「俺はただAにもだし、
翔太にも笑顔になってほしくてやっただけだよ」

渡辺「おまえ……かっこいいじゃん」

「しょーた？」

渡辺「ん？口つめすぎだよ、リスみてぇ、笑」

「んへへ、だーいすきだよ」

渡辺「ふは、笑」

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リスみたいだってぱんぱんになったほっぺに触れれば
その手を取られて。

笑って照れ隠しに頭を撫でることしかできなかったけど、
だって涼太いたし。

でもここ最近で幸せだ、ってまた頑張れるって思えたんだ。

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リクエスト、ありがとうございます！

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