41話!ちょっとファンタジー過ぎたんで軌道修正を……はなみゃーです! ページ46
【お姉ちゃんをカエシテ??】
何度言ったら…
「返さねーっつてんだろ!!!」
後ろにいるあいつに向かって飛び蹴りを食らわす。
が、すらっと避けてしまうあいつ。
ほんと腹立つ…!!
絶対にAだけは渡さない!!
【いま、渡してくれたらあの、『みんな死ぬ』ってやつ、帳消しにしてあげてもいいよ?】
「余計なお世話!!!」
何度言ったらわかるんだよ!!
「……………ストップ。」
「!!?」
私がまた、飛び蹴りをやろうとしたとき。
「音奏、真斗。やめな。…………いや、やめろ。」
「A……」
Aが起きた。
【…………お姉ちゃん、おはよう。…ねぇ、何でそっちにいるの?……………僕のお姉ちゃんじゃナカッタノ?】
「だから、お前のじゃねーって言ってんだr「そうだね。私は真斗の……お姉ちゃんだ。」…A…?」
「私は………お姉ちゃんとして、お前を守りたい…!!」
A………
【そんな、…】
『??』
Aの必死な言葉。
なのに、
【そんな、綺麗事……並べないでよ!!!!!】
あいつには届かず。
【もう……………もういい、…………………】
グラッ
「!?ッツ、なに!?地震!?」
急に揺れ出す床。
【もういい…………もうお姉ちゃんなんていらない……………………そんな、そんなお姉ちゃんなんて……僕の気持ちもわからないお姉ちゃんなんて!!!】
次の瞬間、
強烈な吐き気がしたと思ったら
『ッツ!』
見たこともない景色と
目の前の大量の化け物。
.
.
.
.
【……次は……『次』なんてないよ。
バットエンドルート………一択ね?】
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はなみゃー x他1人 | 作者ホームページ:http://repure
作成日時:2017年3月18日 17時