【ハイキュー!!】お家に帰してください！！【ギャグホラー】 (ページ45)

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40話！！遅れてすいませんでした！ページ45

noside

｢奪えるものだったらなぁ！！！｣

その音奏の台詞と共に理不尽に殴られた可哀想な壁が粉と化した。

｢｢｢！！？｣｣｣

驚愕の色を隠しきれないその場にいた人達。
無理もない。
壁が粉になったのだ。
壁が。粉に。

具現化している真斗に向かい跳躍する音奏。
少し床が沈む。

そのまま、勢いを殺ないように拳を引いて全力で突き出す。

｢…。皆、危ないから避難しておいて｣

こいつは私がコロス。

そう言いながら放たれた拳は真斗を捉える直前で空を切った。

【あぶなかったぁ…！……こっちもそろそろ本気ださせてもらうね？】

そう言った真斗はキッと音奏を睨む。

刹那。

音奏の体が宙を舞う。

｢音奏！！｣

そう駆け寄ろうとした夜久に、音奏は

｢来ないで！！｣

と一喝し、クルッと体を反転させて着地。

｢今のが”本気”？？｣

挑発も忘れない。

【あれが本気だと思えたんならよっぽどおめでたい頭を持ってるよ、あんた。】

｢思えなかったから聞いたんですけど〜？？｣

そんな会話をしながら左を軸足に綺麗に回し蹴りを真斗の背中に叩き込む音奏。

蹴られた真斗は壁にめり込む。

｢…超サイヤ人じゃん｣

おいこら凪。
緊張感殺すな阿呆。

【…痛いなぁ。酷いや。】

そう言って攻撃を仕掛けようと音奏に近付いた真斗は、気がついた時には手を掴まれ背負投され、床に押し付けられたまま後頭部に銃口を突きつけられていた。

｢音奏サン…？その銃どうしたんですか…？？｣

｢来る途中見つけた｣

物騒だなおい

【はぁ。楽しもうと思って設置しておいた武器が漸く使われるのか。まったくさ、せっかく僕が置いてあげたのに皆気が付かないんだから。】

｢喋るな｣

ここまで来てもおちゃらける真斗に音奏が短く警告する。

【なんでもいいけどさ、そろそろお姉ちゃんを返してよ】

狂気に満ちた目が音奏を捉えた。

ﾊﾞﾝ!!

銃声が響いた。

弾丸は…地面に、めり込んでいる。

【ざんねーん！！僕には当たらないよ？さあ、お姉ちゃんをカエシテ？？】

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お久しぶりですね！
すいませんでしたぁ！！

はなねぇ！パス！！