【ハイキュー!!】お家に帰してください！！【ギャグホラー】 (ページ41)

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３６話！！かなでです！！ページ41

菅原side

廊下でいきなりぼろっと大粒の涙を落としたやっくんをみて、ぼんやりとああ、前にもあったなこんなこと。なんて考えていたらとてつもない違和感に襲われた。

誰が…？こんな風に泣いていたのは誰だった？？
ぽろぽろと涙を流して恐怖に怯えた目で俺にしがみつきながらも真っ直ぐ前だけ見据えてた。

…。

やばい。頭が回らない。

いなくなったことに気がついただけで俺のことをこんなに苦しめる存在。

確かに存在したはずの………。

…思い出した。

そうだった。
俺のことをこーにぃと呼んで慕ってくれていた。

一気に沢山の記憶が戻ってくる。
…嗚呼、記憶の海に溺れてしまいそうだ。

｢…やっくん。もしかしてさ、思い出した？｣

そう言った俺の頬にも涙が伝ってシャツに染みを作った。

｢…スガくんも？？｣

｢｢A！｣｣

声を揃えてAの名前を口にした。

｢思い出せたってことはまだチャンスあんべ！！！｣

そう言ってやっくんと戻ってきた記憶に相違がないか確認しながら話していると、赤葦、岩泉、茂庭、瀬見(つまり残った全員。べ、別に手抜きとかじゃないんだからね！///)の涙腺が決壊した。

｢A………。｣

皆思い出してきたようだ。

やっぱり最後の部屋になってしまったここがキーポイントになったのだろうか。

そう呟いたら、やっくんから

｢最後になんかさせねぇ！！！こんな所をあいつとの最後の思い出にしていいわけがない！｣

返ってきた。

そうだよな。

こんな所で終わらせてたまるかよ…！！！！

｢…今度こそ、絶対助けるぞ。｣

｢｢｢｢おう！！！！！！｣｣｣｣

そう言い終わると同時にまた保健室の中が歪んだ。

そこから出てきたのは、

｢｢｢｢｢A！！！！！！｣｣｣｣｣

｢｢え、ちょ、私ら忘れてない！！？？｣｣

ごめん2人とも。
忘れてた。

｢｢そこは嘘でもいいから覚えてたって言っておきましょうよ…！！｣｣

そう。
Aとその愉快な仲間たちだった。

｢｢すがさん！！？流石に話の持っていき方が雑過ぎます。あと愉快な仲間たちってなんですか。まとめないでくださいよ。せめて愉快な音奏と凪とか｣｣

｢文句は作者にお願いします！あとさ、心のナレーションをゲスるのやめようか。｣

緊張感なさすぎかよ

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やっぱりシリアスちゃんとお話してるとシリアルちゃんに後ろから｢だーれだ！！！｣ってやられるんですよね…。
シリアルちゃんかまちょなので。

後ははなねぇにパス！！