帝都探偵物語 (ページ4)

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第１の謎解きの聞き込みページ4

貴女side
幸彦が持ってきたツボを見る。
絵柄は……
貴「これは……家かしら？」
幸「はい、これは斎藤家を表した絵柄で、ツボも亡くなられた斎藤綾路さんが作られたそうです。」
慧「にしても、ごっついツボやの～。まるで、素人がうまいこと行かずに、厚くなったってかんじやな。」
確かに言われてみればそうね。
妙に厚いわ。
貴「よし、斎藤家に行ってみるわよ！何かつかめるかもしれないしね！」

～斎藤家～
幸「大きい……家。」
貴、朱、慧「「何言ってんの？こんな家、うちの倉と同じ大きさじゃん。よく、こんな狭いとこ住めるわね／な～／。」」
幸「どこが狭いんですか！この大富豪達め！庭が二つもあって、倉もあって、母屋もこんなに大きいなんて！僕の家なんて倉もありませんよ！」
！そういえば……幸彦の家はとっても小さかったわね……。
本当のこととはいえ、悪いこと言っちゃったわ。
朱「すまない。幸彦。」
慧「わしらも正直に言い過ぎてしもた。でも、めげること無いんやで？」
貴「そうよ！たとえ、幸彦が貧乏でも、いつかはお金持ちになれるわ！」

幸「余計なお世話です！！」

？「あ、質屋さん！来てくれたんですね！はじめまして！僕は斎藤綾之介(あやのすけ)。斎藤綾路の孫です！」
元気そうな男の子が出てきた。
幸「お嬢。この子が依頼してきた綾之介君。」
貴「はじめまして。私は片桐A。さっそくだけど、おじいさんについてお話ししてくれないかしら？」
綾之介「は、はい！どうぞ中へ！」
私達は綾之介に連れられ斎藤家の中に入った。