#3 ページ9
康二「やけどな？…俺とめめやなかったら、この景色は見えてないと思うねん。」
遠くの沈みかけた太陽は
もうすぐで姿を消していくけど
暗くなった世界でも、絶対に見失わないよ。
触れた手が、ぴったりとパズルのピースをはめる。
康二「偶然、俺とめめやったから、俺はここに居るし、めめもここに居る。…やからこそ思うねん。あの時偶然、居ったのがめめで良かったなぁて。」
コンビと名がつく相方は
お互いに初めてじゃなかった。
だけど
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康二「俺には、めめ、めめには、俺、だけやろ？」
蓮「っ、……うんっ、康二、だけだよ、」
らしくもなく溢した涙は
タイミング良く暗くなった世界が隠してくれたけど
ぎゅっと強く握られたその手には
きっとバレちゃってるんだろうな。
康二「暗くなってもうた！！めめ！帰るで！」
蓮「急に、？(笑)」
康二「なんでずっと見とると暗なったの気づかんのや？！」
別に門限があるわけでもないのに
急かされるように歩き出した姿。
康二「めめっ、はよ！行ってまうで？」
蓮「ふは、待ってよ、！」
暗くてもよく見える。
たぶん
瞳を閉じても貴方の姿が写る。
あぁ、もう、認めるしかないね。
俺は貴方の
本当の�牘扮鶚瓩砲覆蠅燭い鵑世茵�
蓮「行かないで。」
康二「んふ、行かへんよ！」
本当の意味はきっと
いつまで経っても届かないんだろうけど
それでもいい、それでいいから、
俺の隣にいてほしい。
目を細めて笑った君が
もう一度、俺の手を強く握った。
fin.
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
1stアルバム、発売おめでとうございます(*^^*)
これまでの思い出たちが、
改めてやっと形になったな〜と思うと
なんだか感動します(T^T)
そして我らめめこじ信者には
だいぶしんどかったですね？！(笑)
デビュー時のめめこじ！を体現してたなと、(^^)
最後になりますが
今日もアクセス、評価、とっても嬉しいです！
気まぐれな作者にお付き合いいただき
いつもありがとうございます(_ _)
１つでも好きな作品が
皆さんの中にあったらいいな〜と思っております…！
Nayuyu
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作者名：Nayuyu
| 作成日時：2021年9月23日 10時
