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康二「あ、あの、目黒さんっ、」
蓮「…なに、」
康二「えとあの…、あ、部活…朝練とか、大丈夫ですか…？」
蓮「…大丈夫、じゃ、ないかも。」
康二「で、ですよねっ？」
静寂が苦しくて発した言葉。
その話題は
自分でまいた種やのに
なんて返事したらええかわからんくて
康二「す、すみません…、」
何となく、謝ってしもうた、癖で。
蓮「…なんで謝るの？」
康二「あ…っと…、」
蓮「まぁでも貴方のせいだけど。」
康二「え、」
蓮「…乗ってないかと思ったから。ほら…いつもの席、いなかったし。」
康二「んぇ、、？」
蓮「…ふは、何その反応。」
わからん。
パニックすぎて何もわからん。
やって
目黒さんはおれなんかを
�爐い弔發劉瓩辰道廚辰討�れとったわけで
なんなら今朝は
乗ってなかったからって
その電車見送ったん？
え？そんなことあり得る？
いや…やっぱりおれが絵見せるとか言ってもうたからかな…
朝か放課後ならいつもいるって…
部活やんな…
それ完璧におれが悪いやん。
蓮「向井康二くーん？聞いてる？」
康二「あっ、ごめんなさいっ、ぅ…、」
蓮「謝るの禁止。すぐ謝るのは癖なの？」
め、目黒さんの、指っ、…
言葉を遮るようにして
おれの唇に添えられた目黒さんの綺麗な指に
単純なおれの心臓は
簡単に心拍数を上げて
康二「ごめんなさっ、あ……っ、」
蓮「…そんなに色々気にしなくていいよ。少なくとも、俺の前では。」
康二「っ、」
もう無理やった。
こんなおれに
こんな何の取り柄もなくて
友だちもおらんで
いつ自分の居場所がなくなってまうかわからんおれに
あの人気者の目黒さんが
そんなに優しい言葉をくれて
こんなに優しい笑顔を向けてくれるなんて…
蓮「……また、顔真っ赤。」
認めるしかなかった。
蓮「…変な人。」
胸の奥が
きゅんと音を立てたこと。
第１章 おわり
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
すでにたくさんのハートにお星様…
本当にありがとうございます(T^T)
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Nayuyu(プロフ) - 友里花さん» 私の作品は基本的に夢主はでてきません(_ _)お求めでなかったら申し訳ございません！ (6月9日 21時) (
レス) id: a3bd3a5d12 (このIDを非表示/違反報告)
友里花(プロフ) - この話って男主ってでてこないんですか？ (6月8日 22時) (レス) @page6 id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
Nayuyu(プロフ) - ひなりさん» わぁぁありがとうございます！申し訳ございません！！！ (6月1日 8時) (レス) id: a3bd3a5d12 (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - #12あたりの阿部亮平の亮平が良平になってます💦 (5月30日 23時) (レス) @page16 id: 5c034f8197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nayuyu
| 作成日時：2023年5月24日 23時
