My way -ストレリチア- (ページ16)

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15th way ページ16

宮舘「でも、よかったよ。ゆうの顔が画面越しとは言え見れるんだから。」

大我「そうだね…」

ラウール「また…会える……よね？？」

入所当時から弟のようにかわいがってもらっていたラウール。最年少だったゆうはお姉さんとして頑張っていた。同じグループで切磋琢磨していくことを決めた、たった数ヶ月後に切り離されてしまったのだ。

康二「そんなん、会えるにきまっとる……」

ゆうは関西との交流もあった。

一時期焼け野原と称されていた関西に何度も足を運び、番組に出たり、コンサートのお手伝いもしていた。康二が東京に来るときに「私が守る」と言って背中を押したのは紛れもない、ゆうだった。

目黒「会えるかなじゃない、会ってみせる。」

目黒はゆうに憧れていた。入所したときは、ちやほやされてるなんて恨みを持ってたみたいだけど、男社会の中、何があっても立ち上がり続けるゆうに憧れるようになった。日の目を浴びなかった時にもゆうは、「絶対腐るな。あきらめんな。努力は見せるもんじゃない。結果に出して努力したって気づかせるんだよ」そう言われたって言ってたっけな。

照「こいつ、どんだけ努力してんだろう」

深澤「更に体幹のブレが無くなってる」

宮舘「ゆうの努力を認めるのは俺らだからね」

そのゆうの努力に気づくのはいつも兄さん達だった。

照くんは少しでも顔が丸くなったりすると少なからずいるアンチに叩かれるゆうは食事を制限してしまうクセがあって、そうならないようにいつもゆうに合わせたメニューでトレーニングをしていた。

ふっかは1番のお兄さんとしていつもゆうの様子を見守ってた。ストレスが溜まったのを見計らって周りの人にそっと教えてくれてた。

舘さんはゆうの精神安定剤として、いっつも抱え込むゆうを注視してほどよくストレスを解放してあげてた。それに、すぐに食事を抜いちゃうゆうを家に招いては手料理を振る舞ってた。