第八話(ランドール目線) ページ9
〜食堂にて〜
A「えっ!?ランドール先輩それだけしか食べないんですか!?」
ランドール「それだけって…お前が多すぎるだけだろ…」
こいつ、見た目によらず大食いだな…
俺の軽く3倍はあるだろう食事の量を見て思う。
A「そんなんじゃ体力持ちませんよ〜!ほら、ランドール先輩あ〜んしてくださいっ♡」
ランドール「やめろ気持ち悪い…」
みんな見てんだろ…
A「あ、もしかして口移しが良かったですか…?///」
ランドール「お前の頭の中は幸せだな、おい」
素晴らしい脳内変換をしてやがるみたいだ。
A「ほら、ランドール先輩はやく食べてくださいよ〜」
ランドール「い、や、だ」
A「はやくしないと、本当に口移ししますよ…?♡」
笑顔が恐ろしい。
ランドール「…それだけは勘弁してくれ…」
A「はい、じゃああ〜ん」
仕方なく、俺はAの差し出す食べ物を食べる。
A「ランドール先輩の使ったフォーク…(ボソッ)」
ランドール「ん?何か言ったか?」
A「へっ!?あっ!えっと…なんでもないですっ!!!」
Aがとても動揺してやがる。
やばい、いじめたくなる。
ランドール「何て言ったんだよ…?」
A「な…何も言ってないですぅ…」
Aが目線を逸らしながら答える。
こいつ、なかなか面白いな。
ランドール「こっち見て答えろよ」
俺は、こいつの顔を自分に向けさせ、引き寄せた。
A「っ!?!?!?////」
顔が赤くなってやがる。
耐性はないみたいだ。
ランドール「答えろって言ってんだよ。聞こえないのか??」
A「ほ…本当になんでもないんですぅ…」
ランドール「嘘だろ?本当の事を言えよ。俺は嘘が大嫌いなんだ。」
A「うぅっ…」
Aは一生懸命声を絞り出している。
ここらへんでやめておくか。
俺はAの顔から手を離す。
A「あっ…」
ランドール「まぁ、いいや。本当に何も言ってないんだろ?」
A「へっ…あっ…はい…」
なんだ、心做しか少しさみしそうな顔をしてやがる。
ランドール「ほら、はやく食えよ。昼休み終わっちまうぞ。」
A「えっ!?あっ!本当だ!!」
Aが急いで昼食を食べている。
俺もはやく食べないと午後に間に合わないな。
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ブロ信者(プロフ) - ランドール可愛い! 更新頑張って!! (2019年3月18日 21時) (レス) id: 9971165109 (このIDを非表示/違反報告)
おもちもちもちもんだみん(プロフ) - ランドールううあああああ!!!更新頑張って!! (2019年1月24日 10時) (レス) id: bcc917b3e1 (このIDを非表示/違反報告)
_____ - ランドールに沼りました、、ありがとうございます。。 (2018年7月25日 11時) (レス) id: 49644e4dd4 (このIDを非表示/違反報告)
チョコキャラ - あぁ、もう、好きすぎて/// (2018年3月17日 22時) (レス) id: 25d2debee7 (このIDを非表示/違反報告)
ウリエ - ランドール イケメンむかつくんだぜ…好き(*ノ▽ノ) (2016年10月20日 19時) (レス) id: a27e2557a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なゆた | 作成日時:2015年7月23日 4時