【ミカグラ学園組曲】革命トワイライト【ビミィ】

活動そのにっ！　79 ページ31

この学園は他の学校とは違う。

『皆で紡ぎあげたこの組曲』

皆の力でこの組曲(ミカグラ学園を奏でている。それを今、3年間しか出来ないことをしようと言う意味らしい。

「おとねちゃんすごいよ！そんなストーリーが詰まったサビを作っちゃうなんて！よぉーし！この調子でじゃんじゃん作っちゃおう！」

◆

「完成！！疲れたー……」


テーブルに突っ伏すエルナちゃんとおとねちゃん。

ビミィはソファでぷしゅーっとなってます、ガムを顔にくっつけて。

そして星鎖ちゃんはというと、どこから持ってきたのかマッサージチェアに座ってくつろいでいる。

わたしはベッドに寝っ転がっている。


それにしても、この部室はどうしてこんなに物が充実しているのだろうか。

電子レンジやベッド、テーブル……どれも大型家具ばかりだ。


「ねえねえ、この部の家具って誰が買ってきたの？？」


少し気になった、というよりも不思議だった。

ちょっと失礼だが、中間試戦まで放課後楽園部にはあまりポイントはなかった筈。

だとすれば、一体誰が……？


「それね、シグレが買ってきたんだよ！あの日の金魚と筋トレ……うん……」

「あのなエルナ。オイラ、メンタル面はそんなに強くないからな？それだけいっておく。」


なにかを嫌な事を思い出すように、苦い顔をしながらエルナちゃんになにかの忠告をしていた。

相変わらずここのコンビは結構、漫才に向いていると思う。


それにしても、シグレくんかぁ……

やっぱり彼は優等生だからポイントには困ってないのかも。

そう考えてみると納得がいく。

あぁ……

時間を巻き戻せる能力あれば、私あのときもっと楽しめたんだけどなぁ……？


「う……もう、つくづくそう思うよね……」

「急にどうした？」


さっきの表情のまま喋りかけてくるのね……そんなに嫌だったのかな……？


「ちょっとっていうか……人生の半分くらい損したなぁって思ってね……一番美味しい部分でなんにもしなかったんだもん」


生きてくなかで、一番楽しい部分。

そこで、なにもしなかった私。


「なんか随分と意味深な言葉だねそれ……？あ、流行語大賞とかいいんじゃない？！」

「長すぎて絶対流行らないだろ……」

今度は呆れた、と言わんばかりの表情をする。


こんな私からの言葉なんていらないかもしれないけど……

お知らせ→←活動！放課後楽園部　78

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

ビミィのハンカチ(もしくは花柄のハンカチ)

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキー人物

赤間遊兎

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す