【ミカグラ学園組曲】革命トワイライト【ビミィ】

組曲伴奏　76 ページ28

その日から、私は死にもの狂いで努力をした。


講師という立場から、この試合は絶対に負けられない勝負だと感じる。



残された時間……タイムリミットは、あと一週間。

エルナちゃんとシグレくんの試合に足を運んだが、断念ながら見ることが出来なかった。


そして、決勝戦もなかなかなものだったと思う。

星鎖ちゃんとエルナちゃん……二人はかなりの実力者。

新聞部で発行されていた新聞では批判されていたのを見たことがあるが、この試合を見に来る生徒は今まで以上に多く、驚いた。


エルナちゃんの身体能力なども、ビミィの指導のおかげでとんでもなく上がっていた。

この試合を見てからでは、新聞部も批判の記事を出すことは不可能だと思った。


素敵な決勝戦で、見事優勝を飾ったのは＿＿＿＿＿




「先生ー！！聞いて聞いてー！星鎖先輩ったらてれちゃって！！もう可愛いよ……」

「あら、私はデレたつもりなんて一切ないのだけれど……。貴方の勘違いか何かじゃなくて？」

「藤白はもう一度言いますが、ご飯よりフレンチトースト派ですっ。優等生ですよ？！……って二人とも聞いてるんですか！？」



いつも通り、放課後楽園部は大騒ぎで笑顔が絶えない。

これじゃあ、ビミィも顧問を務めるの大変なんだろうなぁ……。

そんな事を思いながら4人に手を振る。


中間試戦も無事終わったところで生徒たちは皆、安堵している。


しかし、私“達”にはそんなことをする余裕などあるはずもない。

ビミィは別として、問題は私だ。

今更後悔したって遅いなんて事は知っている。



なんでアイテム探しをしなかったのか、と。


昔の自分は、本当に対抗戦が嫌いだったのでアイテム探しやトレーニングなどしようともしなかった。


あのとき探しておけばどんなに楽だったか……


前は、「能力のアイテムなくても将来使わないから、探さなくてもいいかな……」と甘い考えを持っていたけれど……


現在の私は先生だ。

しかもただの先生ではない。おまけのおまけのそのまたおまけのミカグラ学園の先生、講師なのだ。


多分アイテム無しでは、実力的に考えてビミィに勝つことは不可能と言えるだろう。

ビミィだって努力を怠っていた訳じゃない。

私とビミィは、誰よりも一緒にいる時間が長かった。

だからこそ、負けられない。

２つの言葉の選択肢　77→←宣言　75

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

ビミィのハンカチ(もしくは花柄のハンカチ)

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキー人物

赤間遊兎

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