【ミカグラ学園組曲】革命トワイライト【ビミィ】

no comento　66 ページ18

説明すると私は

ミカグラ学園の入学日前まで私は、外になんて出ていなかった。

出られなかった。

出られる状態じゃなかった。

ただ、あの試合……期末試戦の後の記憶が無い。そこだけがストンと抜け落ちてしまっていて、思い出すことが出来ない。

少なくとも、そこだけ記憶喪失ということはあり得ないだろう。


「そういうば、一宮ちゃんって絶対に病気で寝込んだりしないタイプだよね。逆に相手の具合を悪くするタイプだよね」

「ちょっと？！私をなんだと思ってるの？！私も女子ですからね！？」


エルナちゃん達が茶番を繰り広げていると一人、「そういえば」と言い出した。


「そういえば、Aのお兄さんがルーキー戦出だときはどうだったんだ？」


ビミィが心底不思議そうに訪ねてきた。

ビミィが言っている『お兄さん』は、私の兄だ。歳は1歳の差だけど。


「うーん……そういえば前に優勝したよって言ってたような……？」


確か、私が姉妹校の中等部3年生の頃……とは言っても私は入院していて学校には行ってなかった。

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ビミィのハンカチ(もしくは花柄のハンカチ)

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あずきいろ

ラッキーナンバー

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ラッキー人物

赤間遊兎

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