Dangerous Gamble__ 2

gambler 65 ページ32

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Aside

　
体育に結局遅れて参加をしに更衣室を出ていった隆弘。


　
それから、五分して私も更衣室の扉を押す。


　
「きゃああｯ！！」


　

出てすぐのこと、廊下の少し窪んだ場所で


　
回りからは少し死角になっていて、君の悪い場所。

　


そんなところへ腕を捕まれ引っ張りこれる。



　

「ちょ、あたっ…！！」


　


？「しー。」



　

與「声出さんといて。ばれるから。」



　


と、大きな手が口を塞ぐ。



　

なにしてるわけ。



　
まさか待ち伏せしてたってわけか。



　

本当に悪趣味だよ。



　
私の腕をとらえる彼の手の力がぐっと強くなる。

　


「んっ！！ちょ、離してｯよｯ！！！」


　
びくともしない腕。


　

そりゃあそうだ。



　
勝てるわけがない。



　
與「俺とｲｲｺﾄしようや」


　
ﾆﾀﾆﾀと笑う與先生に背筋か凍り付く。

　


ぐいぐいと引っ張りこまれる見たことも入ったこともない空き教室。

　

　
そこらにあった椅子に座らされ、


　

そっと口付けられる。


　

やだやだやだ、


　

そんな汚い口でキスしないで…ｯ！！


　


隆弘以外となんか…ｯ


　

どれだけ強がったってもうキスされては汚れた汚物。


　


ごめんなさい…、


　

與先生に手をさし出さなきゃよかったもの、。


　


もう一度近づいてくる彼の顔。


　

怖くて、これ以上罪にしたくなくて、


　

顔を背け拒んだ。


　

もちろん、一瞬にして凍り付く彼の顔。


　

そして私の神経。



　

いきなり脱がせようとトップスに手をかける與先生。




やだｯ！！


怖い怖い怖い怖い怖い怖い


　

ただその一心で私は


　

廊下をかけ走った。


　


まだまだ怖いのは終わってないことすら知らない私は


　


皆を傷つけることしか出来ない、。


　
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