僕が傷口になるよ〜PSYCHO-PASS〜

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うーん、、、かがり、くん、、






"おっ朱ちゃーん、ひっさしぶり！"



縢、くん、、？



"なんだよその反応、朱ちゃんが呼んだんでしょ？"



え、呼んだっけ



"俺に会いたくなっちゃったんじゃないの〜？(笑)"



会いたかったよ 本当に



"でしょ？だからこうやって会いに来てあげたわけ！"



縢くん、生きてたの？



"ばーっか、とっくの昔に死んだっつうの！俺オバケ！いま朱ちゃんに金縛り中！"



は？よくわかんないんだけど…



"あぁもうそこはどうでもいいから！俺に聞きたいことあったんじゃないの？"



聞きたいこと…あ、縢 Aさん



"そうそれ！いやまさかAがほんとに執行官になるとはね〜俺も結構びっくり"



私もびっくりしたよ
兄妹がいるなんて一言もいってなかったじゃん縢くん



"別に隠してたわけでもないけどさ、自慢の妹だし。俺に似てなくて可愛いっしょ〜？"



確かに見た目は似てはないかも



"そこは否定してよ〜。まあ確かにほんとに似てないんだよな昔っから。俺と違って頭良かったし、何かやらせたら大体なんでも上手くこなす子なんだよ"



そう…なんだ…？



"今日の働きっぷりからするとそんな感じしないでしょ？(笑)アイツ結構人見知りするからな〜"



人見知りか、確かに彼女に話しかけた時も少し壁を感じたの



"そんなことで落ち込んでたの？朱ちゃんらしくないじゃーん(笑)"



確かにらしくないのかも
でも縢くんの妹さんって思うとどうしても意識しちゃうものがあって



"ま、無理もないけどね。でもあの雛河ってやつの隣に座らせたのは懸命だったと思うよー"



やっぱりそう思う？



"相性良いのかどうか知らねーけどAもそこそこ慕ってるみたいだし？"



はぁ、正直私も慕われたいよ



"充分慕ってると思うけど？俺も朱ちゃんのことちょくちょくアイツに話してたしさぁ"



え？私の事なんて言ったの？



"別に悪口とか言ってないって(笑)Aみたいなやつが新しい上司だって言っただけ！俺が朱ちゃんに初めて会った時ナンパしたのも、ちょっと雰囲気Aに似てるとこあったからで、蓋を開けてみればあらビックリ。危なっかしいとこもAと同じ"



そうだったんだ
Aさん危なっかしいの？



"今日だって危なっかしかったっしょ(笑)"



ちゃんと私たちのこと見てるんだね



"まぁたまにね。可愛い妹の成長は見ときたいもんですよ"



縢くんってちゃんとお兄ちゃんなんだね




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