【73】俺にできること【暗黒神×時空神】 ページ25
暗黒神Side
「はぁ……はぁ……」
戦いが終わったこの広い空間に、俺の呼吸をする音が聞こえる。
整わない息を落ち着け、数メートル先を見た。
数メートル先には、倒れた時空神。
彼は、操られていたんだ。誰にかはわからない。
時空神に歩み寄り、その場にしゃがみこむ。
仰向けに倒れた時空神を起き上がらせて、膝枕した。
目は閉じられていて、その顔はどこか悲しげで、寂しげだ…。
時空神「…ん…」
しばらく頬を撫でていると、時空神がピクリと動いた。
「…時空神？」
そっと肩を揺らす。
時空神「…暗黒神…？」
時空神がゆっくり目を開けた。
「良かった…！」
不安に満ちていた俺の心は、一気に安心感に包まれた。
ぽろぽろでてくる涙を手で拭う。
時空神「俺は…一体何を…？」
頭を抑えて、悩んでいる。
「操られていた。それだけだ」
時空神「操られていた…？」
コク、と頷く。
時空神「そうか…。どうしてここにいる…？」
「それが、俺にできることだろうって思ったからな」
時空神は何も返さず、目で問いかけている。
どういう意味だ？と。
「時空神は俺らと一緒で孤独だった。でも、人間のおかげで友達を作ろうって決意できた。
決意できたのに、また一人ぼっちになったら嫌だろう？
この状況も同じだ。目が覚めたら誰もいなくて、ただこの空間で泣き続けるだけ。
俺が目を覚ました時に1人だったら嫌だな。時空神、お前も一緒だろう？」
時空神「そういうことか。
確かに、目を覚ました時に1人だったら嫌だな。
……ありがとう」
俺は、時空神をそっと抱きしめた。
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ひいらぎ(プロフ) - 「お前は地獄の業火で焼かれるべきだ」これはどこぞの世界一※※画像の多い骨じゃないっすかぁああぁ（（（（ (2019年2月28日 19時) (
レス) id: b1e6e50f9d (このIDを非表示/違反報告)
桜優季 - 獄桜@時空神マジ尊いさん» なんかごめんなさい|ω・`)できたらていいですよ(^_^;) (2018年8月23日 22時) (レス) id: e961a428d7 (このIDを非表示/違反報告)
獄桜@時空神マジ尊い(プロフ) - 桜優季さん» 返信遅れてごめんなさい(；ω；)黄泉神は友達のキャラなので、使って良いか聞きますね！リクエストありがとうございます！ (2018年8月23日 14時) (レス) id: b6dcafd39c (このIDを非表示/違反報告)
桜優季 - リクエストいいですか？黄泉神が攻めで、暗黒神が受けのやつ書いてください！あと、激甘で！ (2018年8月23日 7時) (レス) id: e961a428d7 (このIDを非表示/違反報告)
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